オーストリア・ベルギー・フランスの旅U 2013.11.10 ザルツブルグ 天笠 富夫 目次 ウィーン市内見物1 ウィーン市内見物2 ベルギー フランス
――――――――――――――ザルツブルグの紹介――――――――――――――― ザルツブルグはオーストリアの一つの州で、「塩の城」という意味を持つこの町は、岩 塩がとれ、昔は食べ物の保存用に使われていた、この岩塩で非常に収入を得ていて裕福 な場所であり、又モーツァルトの生誕の地でもあり、・映画「サウンド・ミユジック」の 舞台としても有名である。
ウィーンからの行き方として、ウィーン駅から列車で3時間かけて、ザルツブルグの中 央駅へ向かい、中央駅から「ザルツブルグのツアー1日コース」に参加した。
――――――――――――ウィーンからザルツブルグへ―――――――――――――― ○ウィーン駅 朝6時30分朝食抜きで、地下鉄に乗る。乗客を見ると、とげとげしさがなく、穏や かな顔をし、新聞を読んだり本を読んだりし、ゆったりしている、日本みたいに携帯 電話をいじっている人は少ない、乗客も気さくで、グーデンモルゲン(おはよう←ド イツ語)と声をかけてきた
ウィーン駅に着いてはゴミもおちていない、駅でガラスを通してシュテファン寺院の 姿を見ながら、朝食として、コーヒーとクロワッサンを食べる、クロワッサンもパリ パリして美味しい、外国に来た感じがする。 停車中の列車
○列車 ウィーン駅から朝7時48分発の列車に乗る、列車の後方は貨物車になっていて、車 が乗せられていた、いかにも、ヨーロッパ的景色だ、座席に座ろうとした時、予約し た席に65歳くらいの歳より夫婦が座っていたので、他の席に移ってもらった、ど うも座席の予約をしないで乗ったらしい。
列車の座席は、6人乗りの向かい合わせBOX席、通路口に透明なプラスチツク(ガ ラス)のドアーある、日本とだいぶスタイルが違う、他の乗客は観光都市の住民らし く、さりげなく座っていた。
ザルツブルグ中央駅に着くと日本人のツアーの案内人がプラツトホームで待っていて くれて、早速、市内を案内してくれた。
――――――――――――――――ザルツブルグ市内――――――――――――――― ○(新)市内 ザルツブルグの市内は、ザルツアッハ川(ドナウ川の上流)をはさんで、(新)市街と 旧市街に分かれている。(新)市街の見所は、ミラベル宮殿&庭園・モーツアルトの住 居・カラヤンの住居である。(新)市内から旧市内を見ると山の上に城塞が一種独特の 中世風の感じがする。
ザルツアッハ川の景観 山頂に城塞が見える
○旧市内 ザルツアッハ川にかかる橋を渡ると旧市街、旧市街の建物は、昔の建造物が多く、そ の上に増築しているが、現在では、世界遺産に登録されていて、建物の増改築は、で きないそうだ、建物には、造られた年度、改築した年度が表示されている。
建物の年度表示
旧市街には、橋のそばにモーツァルトの生まれた家があり、その奥に大聖堂、サンクト ・ベーター教会、ホーエンザルツブルグ城塞、レジデンツなど大きな建物がある、馬車 がやっと通れるくらい細い道路を行くと、道路には店屋があり、この街の規約上、看 板などを表示できないので、2階の壁から金具で、その店のマークを表示している。 モーツァルトの生れた家 3F
大聖堂の外観
大聖堂の内部
また、大きな建物の奥には、所々に広場があり、観光客がくつろいでいた、今回のツ アーでは時間がとれないので、大聖堂、サンクト・ベーター教会、モーツァルトの生 まれた家ぐらいしか見られなかった。
大聖堂には、モーツァルトがここで洗礼をうけたらしい、モーツァルトの生まれた家 は、中が撮影禁止で写真がとれなかった。
音楽にはあまり知識はないが、オーストリアには、いろんな音楽家が輩出された、モ ーツァルトが一番有名なのは、曲も良いが、モーツァルトの痕跡(建物・使った物・ 楽譜など)がいまだに残っているためだと説明を受けた。
―――――――――――――ザルツカンマーグード――――――――――――――― ○ザンクト・キルゲンの町 ザルツブルグ中央駅から、午後からのツアーの客(日本人)と合流して、ザルツカン マーグード 「サウンド・ミユジック」で有名な町ザンクト・キルゲンの町(モーツ ァルトの姉が住んでいたところ)に車で移動した、ここは市庁舎になっていて、モー ツァルトがバイオリンを弾く姿の像がある、建物のベランダには赤い花が飾られてき れいだ、
モーツァルトの像
また、みやげ物屋にはザルツブルグで有名な調味料用の岩塩も売られていた。 更に奥に遊覧船の発着場があり、美しいヴォルフガング湖の遊覧船に乗った。
湖畔の景観 アルプスが見える(氷河で削られた)
○湖遊覧
湖上遊覧の出発
ここは1年で三分の一は、雨で天気が悪い時が多い場所らしいが、当日は、非常に天 気が良く幸運でした、景色として、右側にアルプスの氷河でけずられとがった山、左 側も山で、麓に別荘のような民家が点在していた、船は左岸に沿ってどんどん進と、 教会が見えてきた、教会を過ぎた船着き場で船を降りる、教会・花が飾られていてい る家などがあり、まるで絵はがきのようだ。
船着き場
教区教会 サウンド・ミユジックで使われた所
ここは、サウンド・ミユジックの映画で使われた所だという。だが、映画は、昔に見 たので、あまり記憶はないが、ともかくきれいなところだ、映画のほうは、落ち着い たら、もう一度見直して確認したい。
現地では、映画に関して知らないそうだ、ヨーロッパで作られた映画でなく、米国で 作られた、現地の保守性もあるがサウンド・ミュージックを題材にした「みやげ物」 は無かった。
○帰宅他 帰りは、車で制限時速の140Kmの速さで高速を通り。ザルツブルグ中央駅に戻 り、18時の列車に乗り、22時に宿泊先に戻った。
印象的であったのが、ツアーの案内人が、最初にザルツブルグに来たのは、モーツァ ルトとかカラヤンなどの音楽家を訪ねての旅ですか、と聞かれたが、そんな目的を 持った旅ではないので、答えられませんでした。
どうも、音楽の宝庫の地に、憧れと期待を持って音楽家を訪ねて来る人が多いみたい ですが、どちらかと言うと「サウンド・ミュージック」の景色を見たいと軽い気持で 来たというのが答えのようでした。
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