フランス・イタリアの旅U(フランスU) 

                                            2012.11.08 天笠 富夫

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○シテ島

パリー市内のセーヌ川の中州にあるシテ島に行く、ここは、フランスのパリー市内で

一番古い地区でバリー発祥の地と言われている。ここにあるノートルダム寺院は、

中世のゴシック建築の教会で、キリスト教の、大きな遺産らしいが、キリスト教の

歴史・ヨーロッパ文化に疎い私にはあまり理解できない。

 

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<ゴシック建築>

  12世紀後半フランスで発祥した建築方式、建築の形態・美術的要因等

  はっきりした区分が分からなかったが、ルネサンス(14〜16世紀)

以前の建物。ルネツサンス以後の人にとり、以前の建物は、「粗野で野蛮

である」と意味もあるゴシックという名が使われるようになったらしい。

 

ただ大きい寺院で、ヴィクトル・ユーゴの小説「ノートルダムのせむし男」で映画化に

なったのは、覚えているが、寺院とか小説の内容は興味がなく、ただノートルダム寺院

の名前だけは記憶していた程度である。

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ノートルダム寺院 内側

寺院の中は大きく、厳かに祈っている人もいるが、十字架に張り付けになったキリスト

像がいたるところに飾られていたのが印象的である。

 

同じく、シテ島にある、ステンドグラスで有名な教会にあるサントシャペル寺院へ行く、

鳥カゴのような構造で、周りをステンドグラスで覆っているのが特徴であるが、これも

ゴシック建築らしいが、あまり興味がわかなかった。

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サントシャペル寺院

 

シテ島から橋を渡っている途中、橋の欄干にカギを並べて、願い事を書いてあるのに興

味があった、フランス版の日本の絵馬みたいなもの、人はみんな同じだなあと親近感

を感じた。

 

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セーヌ川のほとり

 

○ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿は、パリーから20km離れた所にあり、大きな庭園を抱えた宮殿

で、昔パリーに代わり、フランスの政治の中心になったこともある場所である。行き

方として当初パリーからバスツアーを組み往復予約しておいた、日にちは10月2日

日本流の考え方によると9月末でサマータイムが終了して、時間が1時間遅くなると

考えていた。

 

予約したバスの出発地点に。定刻の20分前に行き待っていたが、いくら経ってもバ

スは来なかった、電話をかけ問い合わせをすると、1時間前に出発したとの事、原因

は、サマータイムのとり扱い方であった、こちらでは10月の最終土曜日までサマー

タイムだそうです。

 

今日の観光予定(ヴェルサイュ宮殿・オルセー美術館・オペラ座)の一部修正せざる

得なくなり、美術鑑賞をしてもあまり分からないので、パリーでルーブル美術館と人気

を二分する美術館のオルセー美術館を割愛し、電車でヴェルサイュ宮殿に行くことに

した。

 

地下鉄・鉄道に乗ってヴェルサイュ宮殿に行く、ルーブル美術館より、横幅はないが

大きな庭園を抱えた宮殿である、宮殿には贅沢な装飾をほどこした部屋が沢山あり、

絵や彫刻が飾られた部屋がこれでもかとある。でも目が慣れてくるとあまり感激しなく

 

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   ヴェルサイユ宮殿外観1

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  ヴェルサイユ宮殿外観2

 

なつたが、特に印象的であったのは部屋とは別に、鏡の回廊といわれ場所73メートル、

373枚の鏡にシャンデリアと黄金の燭台が並んでいる回廊がある、皇帝ルイ16世

とマリー・アントワネツトの婚礼舞踏会が開かれたりし、近代においてはベルサユ条

約がむすばれたりした場所だ。ここを見ただけで頭が一杯で庭園の方は行かなかった。

 

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  ヴェルサイユ宮殿 内側

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  ヴェルサイユ宮殿 鏡の回廊

 

<ヴェルサイユ条約>

 1919年第一次世界大戦の終戦時、連合国とドイツ間に

 締結された講和条約

 

駅の近くのレストランに入り落ち着いてから電車でパリーへ戻りオペラ座に行ったが、

当日は何か催し物があるみたいで入場できずデパートに寄り宿泊先に帰る。

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