フランス・イタリアの旅V(イタリアT) 2012.11.17 天笠 富夫 <目次> フランスT フランスU イタリアV イタリアW イタリアX ○パリーよりフィレンツェ 今日は、パリーからイタリアのフィレンツェの移動だ、シャトル・ドゴール空港へタク シーで移動、タクシーの運転手に行き先を尋ねられた、それは空港の行き先別に6カ 所ぐらいに入口が分かれているためである。乗った飛行機はスイス航空のであった、 乗っている時間が1時間30分くらいであるため、飲み物・食事は一切つかなかった。
久しぶりにフィレンツェの空港に着きタクシーでフィレンツェ市内に移動する、今度の 宿泊先はシニョリーア広場の側だ、ここは、ヴェッキオ宮殿のそばで、ミケランジェロ の「ダヴィデ像」のコピーが置かれている。(昔は、ここに本物があったが、今では、 そアカデミィア美術館に移動し保存されている)
<シニョリーア広場> フィレンツェ共和国の政治的中心地
シニョリーア広場にあるダヴィデ像のコピー
<ダヴィデ像> ダヴィデとは、旧約聖書において、イスラエル王国の二代目の統治者 都市国家フィレンツェ共和国が、周囲を取り巻く強大な対抗勢力に 脅かされないよう、立ち向かう象徴として、飾られている。
宿泊先の案内として、宿泊先の入口近くに、現地で働いている日本人が来ていた、宿泊 先に案内をしてくれた、大きな木製のドアーを開け、鉄の扉を開ける、部屋は4階(実 質5階)だそうだが、重いカバンを持ち上げて移動するのでなく、有り難い事にエレベ ーターがある、このエレベーターで上に行くのは鍵でロックをはずすと移動する。
部屋に入るとパリーの宿泊先より広い、4階が中心であるが部屋は4階と5階に分か れている、窓から見ると教会の鐘付き堂と塔が見え味わい深い。またこの鐘付き堂は、 時間数に応じて鐘がなる、真夜中の3時と朝方の5時は分かるが、眠っているせいか他 の時刻はわからない。
シニョリーア広場の夜景 ○チンクエ・テッレ フィレンツェから列車に乗り、ピサの斜塔で有名なピサ駅で乗り換えて、チンクエ・テ ッレに行く、ここは5つの港と、それぞれの港には、古い教会を中心に古い街並みが現 存していて、世界遺産に指定されているが有名ではない。たしかに港・岬の景観がよく 列車はそれぞれの港に停まれるようになっていた。
フィレンツェから最奥の駅レベントウに着く、岬の奥の方に道が続き、店屋が軒をなら べている、砂浜もきれい、この砂浜に大きな岩礁があるのが特徴、きっと夏には海水 浴を兼ねもっと賑わうのではないかと思われる。 レベントウの海岸 ここより隣駅のモンタローゼ駅に列車で移動する、ここで昼食をとる、岸壁の上にあ るレストランで、景色大変良い。気がついた事にレストランの従業員は、日本人に対 しては好意的であるが、あまり日本人見あたらない。 モンタローゼの景観1 モンタローゼの景観2 韓国人とか中国人が目立つ、なぜだろうと考えてみると、日本語は静かに発音をし、あ まり必要以上に話しをしない、それに反して中国語は怒鳴るように発音するので、目立 つ、また日本人が海外へ出ていく覇気がなくなっていて旅行客も少ないのかもしれない。
マナローラーの景観 更に隣りのコニグリア駅に列車で移動する、駅から丘の山頂を見ると、教会がある、 列車を降りて教会に向かって歩いている人もいるが、次の列車に乗るため教会までは いけないので途中で引っ返し次の列車に乗り隣りのマナローラー駅に降りた。ここから は海岸線の景観が良く、次の駅まで海岸線を歩けると期待していたが、何かトラブル があったせいか通行止めになっていた。
断念をして列車にのりフィレンツェに帰った。チンクエ・テッレの海岸線は確かにきれ いだが、あんまり感激するほどでもない、海岸線の本当の良さ見ていないせいかも知れ ないし私自身何か見落としているのかもしれない。
フィレンツェ駅に着きラーメン屋に入る、みそ800円・醤油700円くらい、日本人 が経営していたが、日本のラーメンと違い醤油味・みそ味が強くでていないが、そこそこ 美味しい、久しぶりに日本の味を堪能した。イタリアには。ピザ・パスタなどがあるが、 温かくて汁気のある食べ物はないため、日本人だけでなくイタリア人もきて、開店する とすぐ満席になるという
○ドゥオモ他 <ドゥオモとは、イタリア語で、街で一番重要な教会をいう、 ですから別の街へ行けば別のドゥオムがある>
フィレンツェ市内の「芸術の都」の中心ドゥオモ(教会)を見る、イタリア各地にドゥ オモはあるが、ここのドゥオモは、140年の年月をかけ造られ、イタリアの旅行パン フレットの表紙によく飾られている。ここのドゥオモは、8年ほど前にみたが何度みて も大きさと美しさに感激する。
屋上からの景観1 屋上からの景観2 ドゥオモの天井 ドゥオモの入口 ドゥオモの屋上へ向かう、入場料を払い狭い螺旋状の階段を登り屋上に登る、途中天井 に書かれた絵が登るのにつれて見られる場所があったが、周りは金網で囲まれていて残 念な事に写真にならない。
やつと屋上に着く、屋上からの景色は最高、見渡すかぎり屋根が茶色に塗られ、統一さ れている、どうもフィレンツェ市内の建物全体が観光用に規制をして、家の外壁、窓 ・屋根ベランダなど統一しているため、変な建物はない、屋上より降りて、大聖堂・洗 礼堂を見る、何度見ても大きくて立派だ。
○アカデミィア美術館・サンマルコ美術館・孤児養育院 ドゥオモから更に奥のフィレンツェ大学の方向に行くとオカデミィア美術館がある、 なぜか入口は行列であったが、ミケランジェロの大作「ダヴィデ像」位いしか興味が 湧かない、まして次に行ったサンマルコ美術館で十字架にはりつけになったキリスト の姿をいくら見せられても、何も感激せず嫌気がさしてきた。
キリスト教が理解できないものが宗教画を見てもどうしょうもない。かえって建物とか 庭の方に興味が移る。最後に欧州最古の孤児養育院をみる、1445年に建てられた 孤児院だそうだ。ここらへんになると良く事前知識がないと全く対応できない。
理解できないで消化不良になり非常に困った。
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