フランス・イタリアの旅T(フランスT) 2012.10.31 天笠 富夫 <目次> フランスT フランスU イタリアV イタリアW イタリアX ○はじめに 今回の旅は9月29日から10月9日までの11日間の、フランス(パリーが中心)・ イタリアの旅で、私にとって一番長い旅であった。この旅の計画を娘が立て持ってき たので、内容は委せて旅をすることにした、多分今後とも、このような長い旅はない と思われる。
○フランス到着 成田空港より午後12時25分エール・フランス機でパリードゴール空港へ向かう、空 路は、ロシア経由で11時間55分乗っている、到着は現地時間午前5時20分だ、 何回か経験した時差ボケとの争いになる。(時差はサマータイムであるので8時間のマ イナス)
ドゴール空港に定時に到着し、空港からタクシーに乗り宿泊先に向かう、なぜかタクシ ーは黒人街とか地下の通りを通ってパリーに向かっていった、パリーの華やかな反面、 スラム化した黒人街(覇気のない顔が続く)、きたない地下道路フランスの華やかな反 面を見て非常に参考になった。
○宿泊先探し 日本で予約をした宿泊先は、アパートの個室で場所はルーブル美術館から歩いて10分 くらいの街の中にある、この宿泊先に向かうが、道路が一方通行が多いらしく、住所か ら目的地にいくのは面倒みたいであったが予定より10分遅れで指定の場所に到着した。
そこにはメールBOXかあり、暗唱番号を入力して解錠をしてBOXよりカギを取り出 す、中には宿泊先の案内の書類とカギが入っていて、その指示に従い重い旅行用カバン を引きながら宿泊先に運ぶ、多分日本では立会者いて行われるのではないかと思われる。
宿泊先の部屋は2Fにあり、暗唱番号を入力し建物に入り、狭い階段を登り目的の部屋 に来た、カギを入れて部屋を開けようとしても、カギ穴は合うが開かず困っていたが、 隣りの部屋のフランス人がたまたま、出てきてカギの開け方を教えてもらい、やっと カギをあけることができた。
日本と違いカギがカチット解錠するのではなく、カギを一番右に回しドアーを押さない と開かないことがわかった、なんとか部屋に入れたが、関係者がなぜ立ち合わないの か、あまりにも事務的過ぎる感じがした、これが日本人にとってフランス人は冷たい 感じる要素かもしれない。
○ルーブル美術館
部屋に入り落ち着いたので、朝食を取るためにルーブル美術館に付随してある、喫茶コ ーナーに行く、開館前なので喫茶コーナーはすいていた。朝食を頼むとフランスパン とクロワッサンとコーヒーが出てきたが、量が多いのと少し油こいので、半分くらい 残してしまった、やっぱりフランス人は日本人より胃が丈夫ではないかと気がついた。
でも、この喫茶コーナーから見るルーブル美術館の景観は大きくてすばらしい、ルーブ ル美術館は1793年まで歴代の国王の宮殿であったが、それ以降美術品のコレクショ ンを始めて拡張し現在美術館として利用されている、展示品として私が知っているの は、「モナ・リザ」「ミローのビィナス」くらいである。
<ルーブル美術館 美術館の前に宮殿として実績があったが、ヴェルサイユ 宮殿に宮廷を移したので宮殿としての役割を失い、今 から200年の歴史を得て美術館として成長を続けて いる。>
美術館は開館していたので、中に入るようにした、見物人は大勢いて大変混んでいた が、有り難い事に、この美術館は、特定の場所以外フラッシユを使用しない写真撮影 は許可されていたので少し写真を撮ることができた。
所蔵作品が30万点だそうだ、沢山あるので美術に興味がある人には、とうてい一日 では見きれないが私が興味を引いたところを写真で紹介します。
○エッフェル塔・凱旋門
ルーブル美術館を出て、チユイルリー公園を通り、セーヌ川に沿って、エッフェル塔 を目指して歩き始める、セーヌ川は緩やかに流れ、その川に観光船が行き来して、歩 いていても非常に気持がよい、景観は同じ高さの建物・クリーム色の濃い色に統一さ れて視覚的にもすばらしい。
しばらく歩きやっとエッフェル塔に着く、エッフェル塔はエッフェルという人が設計 し、当時、いろいろ美観に対して、反発があったが1889年5月に完成した、展望 台は1階(57メートル)・2階(115メートル)・3階(278メートル)の高さにある。<フ ランスでは、日本の1階が0階・2階を1階と表示する。>
ですから、下から見ると1階の人の動きが分かる程度の高さである。この塔を見ると 周りの立地条件も良いが、シンプルで美しく感じる、だが展望台に昇る元気はなかっ た。
エッフェル塔まで来て少し疲れてきたので、地下鉄でマドレーヌ教会に向かう、地下鉄 の中はきれいで、切符は2時間30分有効で1枚100円ぐらいで回数券を購入した。 ですから2時間半以内ならどこにも地下鉄で移動できる。出口のチエックはなし で出口専用口から出ることが可能である、人によっては1日利用券を購入しパリー内 を歩き回っている観光客もいるそうだ。
マドレーヌ教会は古代ギリシャの神殿のような建物のキリスト教の教会で、教会より高 級食材店が周りにあることで有名らしい、ここより凱旋門まで歩く、道は凱旋門を中心 に非常に賑やかである、凱旋門はナポレオンが凱旋するために造られ、門の上に昇るこ とができるそうです。
<ナポレオン・凱旋門の補足> ナポレオンに触れると長くなるので割愛します、興味のある方は 別途調べて下さい。 凱旋門は古代ローマから軍事的勝利を祝う 凱旋式を行うために造られた建造物です。
凱旋門からシャンゼリエ大通りにカフェに入った、テーブルの上には、前の人の食べ残 しの食器がおいてあった、それを片づける様子を見ていると、食器類は奥に運び、新しく、 下に敷く物は持ってきたが、前の人のパン屑などはテーフルの下に捨てている。けっし て変な店に入ったのではないが、おおらかで日本の文化とちがうのだなあと感じた。
ルーム貝の入った、コースを頼んだ、大きな入れ物にルーム貝を山盛りもってきたの には感激した。食事後宿泊先へ戻る。
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