松代の旅V (松代温泉・象山神社・象山地下壕)

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○松代温泉

 宿泊先は、国民宿舎「松代荘」、温泉もあるが、 あまり期待していなかったが、館内

 もきれいで、温泉も加水・加温することない、鉄分を多く含まれた、茶褐色の湯で垂

 れ流しの湯で素晴らしい湯でした。

  松代荘


 

宿泊後、松代市内にある象山地下壕に向かう、途中市内まで宿舎から松代の繁華街

八十二銀行までバスで移動した。

  松代市内 松代藩鐘楼

   松代市内


 

○象山神社他


 

  象山神社


 

 ▽象山神社

  八十二銀行から道を聞きながら15分、やっと象山神社に来た。社の入口には、

  馬に乗った象山と、真田八代藩主幸貫の像があった、明治維新に大きな影響が

あったといえ、佐久間象山がどうしても、神にして奉りあげられたには分から

なかった。    

  (どんなに偉くても態度が悪いのは、私は、好きではないため)


 

   

      佐久間象山の像


 

<佐久間象山>

八代藩主幸貫の時代の人で、松代藩士で、幕末の思想家で兵学者、

蘭学・砲術にたけて国防の急務を主張した、弟子には、吉田松陰・

勝海舟などがいた。


 

門人吉田松陰の海外密航計画に連座し幽閉された後、許され、京に

上洛したが、攘夷派の浪人により暗殺された。


 

象山は、自信過剰な面があり、「空気を読むな。時代を読め!」と

強い自己主張があったが、謙虚さがなく、敵も多かった。


 

 ▽その他 神社・仏閣

  象山地下壕に行く途中に、変わった建物があった、一つは竹山稲荷神社で、丘

  の山頂にあり、非常に目立つ、この稲荷は、真田信之・幸村公のいた江戸の屋

  敷に奉ったものをここに移したと言われている。


 

もう一つは、隣にある恵明寺です、何か外側から見ると美しい、屋根を見ると


 

   シヤチホコが飾られていて、本堂の屋根が二重になりすっきりしている。

   詳しく見ていかなかったが、先に進み象山地下壕へ行く。

   

      竹山稲荷神社


 

   

      恵明寺


 

○象山地下壕

 現気象庁地震観測所を中心に、碁盤の目のように掘り抜かれ、その延長は

 10キロメートトルに及んでいる、そのうち開放されているのは500メートル

 と言われ、平成元年から壕の一部を一般開放している。


 

 目にふれた見学者は2組ぐらい、あまり見学にこない、壕の中は広く、照明・柵な

ど落石防止の対策はとられていますが、ヘルメットの着用が義務づけられている。


 

 過去を振り返ると、この場所は第二次大戦末期、軍部が本土決戦最後の拠点とし

て、大本営・政府各省などを移す計画があったそうです。


 

この後、松代市内に出て、バスで川中島の古戦場跡へ向かう。


 

                        ―――――続く――――


 

 地下壕出入口


 

 

   地下壕の中


 

 地下壕 通路説明