大分の旅T(別府)

                              天笠富夫2022年3月

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○はじめに

 昨年12月に、長男から、2月6日に実施される別府マラソンに申し込み、一般の部

参加が承認され、羽田・大分間の往復の飛行機代を出すので試合を見にこないかと誘わ

れた。コロナも気になるが、大分の周辺は、行った事がないので行くことにした。


 

<参考 マラソンの話>

一般の部のマラソン参加容認基準 一般の部は、距離42195kmを3時間以内に

走れる事が証明される事が必要、→実際は2時間50分代で走れた証明があった。


 

1月になり、コロナの患者が増えどうなるかと心配していたが、マラソン協会から連絡

があり、選抜者の部は実施するが、一般の部は中止するとの事でした。


 

コロナが心配で交通・宿泊先をキャンセルして別府へ行くのを諦めるかどうか迷ったが、

旅行の方に舵をきり気をつけて行く事にした。


 

コースとして、地獄巡りの別府・温泉地で有名な湯布院・歴史のある臼杵を考えていた。


 

別府市内湯煙


 

○出発

コロナの患者が増えてきたので、一般の部のマラソンは中止になったが、旅行の予

定は、変えないで、少し早いが、新宿バスタより午前6時30分より出発し羽田

空港経由で大分空港に向かう。


 


 

大分空港よりバスに乗り前日から来ている長男夫婦と待ち合わせの別府北浜に行く。


 

○別府市内

別府北浜は、別府駅前より徒歩20〜30分ぐらいの所にあり、空港と大分駅の中継

地点で、雰囲気として30から40年前に、タイムスリップしたような居酒屋が沢山

あり、路地は別府駅前の方向に続いていた。


 

コロナがない時、夜には、さぞかし賑やかな場所だと思われるが、現在は半分以上

休業していた、この飲み屋街の中に、特徴のある唐破風造りの建物で、共同浴場の

竹瓦温泉がある、ここは明治時代から続いている、地元御用達の庶民的な温泉だ、

残念ながら中には入らなかった。


 

<参考 別府の温泉源>

 市内には八つの温泉がある、源泉は、別府の近くにある、鶴見岳と伽藍岳の二つ

の火山から温泉が湧いていて、湯量は日本一の量です。


 

竹瓦温泉


 

別府 駅裏の街(居酒屋が多いが、人通りが少ない)

 市内を見ながら別府駅前に行き、長男の借りたレンタカーで別府地獄巡りを開始する。


 

○別府地獄めぐり

 パンフレットによると、モデルルートとして7つの地獄が紹介されていた、

 海坊主地獄 →鬼石坊主地獄 →かまど地獄 →鬼山地獄 →白池地獄

 →血の池地獄 →龍巻地獄


 

地獄 巡り


 


 


 

各地獄の印象として、98度の源泉で、地中から熱泉が吹き出し、青色・

白色・赤色の湯で池を造っている、また熱湯が地面から吹き出たりしている。


 

 地獄巡りも少し飽きてホテルまで送ってもらい、一日目の旅は終る。


                             ―――続く―――