函館の旅T (大沼・駒ヶ岳)           天笠富夫

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○はじめに

 コロナの患者が、最近すくなくなってきた、それに伴い、気持ちが開放され旅がした

くなってきた、どこに行こうか考えてみた。


 

何度か北海道には行った事があるが、45年前に行って感激した、大沼と駒ヶ岳周辺

をゆっくり見たくなり、函館を中心に旅をした。


 

  <参考 45年前の旅のコース>

   過去の旅コースを整理してみると、東京駅から青森駅まで夜行寝台車で

移動し、青函連絡船で函館に渡り、そこから列車で、大沼駅に移動し、


 

遊覧船で、駒ヶ岳を見ながら、大沼を渡り、東大沼に着く、(泊)

ここより恵山(泊)を経由し、日浦海岸を見て函館に戻るコースでした。


 

今では、移動手段として、少し時間がかかるが、飛行機でなく、新幹線を利用し

青函トンネルでスピディに行けるようになった。


 

  新幹線 はやぶさ


 

○大沼・駒ヶ岳

 ▽旅の出発

  出発は、東京駅から新幹線特急「はやぶさ」で4時間10分、新函館北斗駅に着く、

  駅の周りは、未開発で、売店はあるが、レストランなどの食べ物屋が、全く無い、

  ここより、函館本線に乗り換え大沼公園駅に移動する。


 

▽大沼公園駅周辺

  大沼公園駅の駅舎を見ると、寂れていて、昔とかわっていない、コロナの影響で、

観光客はあまりいない。


 


  大沼公園駅


 

大沼は、駒ヶ岳の火山活動ででき、沼には、大小126の小島があり、駒ヶ岳を見ると

馬の背と言われている登山道が山頂までに続いている、山頂の左端に大噴火の後に残

された峰があり、非常に神秘的で美しい。


  大沼と橋


 

ここより遊覧船のでる船着き場に行く、遊覧船の発車の時刻表が貼ってあるが、観光

客がいないので、本当に船が出るのか心配したが、発車時刻になり、もう一組の人が

きて出発した、遊覧時間は30分です。

乗船し、周りを見る、見回ると、沼には、小さな島が沢山あり、岸辺近くの島々

は橋で結ばれているのが多かった。


 

船が、大沼の沼の中を走りだすと、駒ヶ岳がよく見え美しい、ずっと登山道が

頂上まで、ずっと続いている。昔は一度登ってみたいと思っていたが、今は体力

に自信がなく、断念せざる得ない。


 

  駒ヶ岳の景観1


 

  駒ヶ岳景観2


 

船は、ゆっくり沼を一周し、出発した桟橋に戻ってきた、下船すると、散策コー

スがいくつかある、比較的距離が短く、歌で有名「千の風」のモニュメントがあ

ると、案内版があったので、その散策コースに行った。

  桟橋


 

「千の風」のモニュメントの場所に立つと、沼と駒ヶ岳の景観がバランスよく、き

れいでした。


 

  千の風のモニュメント


 

 ▽ホテル

  大沼公園駅に戻り、ホテルのメールバスで移動した、コロナのせいか、観光客も

少なく、年配者だらけだ、部屋の使用は2割ほどしか使われていない感じだ、そし

て使われている部屋にはマークが貼られ手入れをするように工夫していた。


 

コロナ下で、余分な事は省き、従業員は、黙々として働いていましたが、観光業の

厳しさを感じた。


 

                          ―――続く―――