鹿児島・霧島T(鹿児島市内・仙巖園)19.01.15 天笠 ○はじめに 前回鹿児島に旅をした時、主に観光バスを利用したため、見学時間の制約が あり、良く見られなかったので、再度鹿児島に行き、仙巖園と城山を中心に 見る事にした。
○羽田空港から鹿児島中央駅 朝5時40分自宅から出発、「バスタ新宿」より6時30分発のバスに乗り、羽 田空港へ向かう、バスは10〜15分間隔で運転されているが満席だ。8時発の 飛行機で鹿児島へ向かう、途中富士山も良くみえた。
鹿児島空港に着くと、雨が降っていたのにかかわらず、以前来たときより利用 客が多く、盛況であるのに驚いた、早速鹿児島中央駅にバスで移動した。
○鹿児島中央駅 鹿児島中央の到着バスターミナルも、前回工事中であったビルもきれいに完成 されていた、また、幸いな事に、曇っているが、雨が小降りになり、傘も必要 でなくなった。JRの駅の入り口も大きな、薩摩焼きの大きなつぼが飾られ様 変わりしていた、半年の間に随分変わるものだと感心した。
鹿児島中央 入口
JR駅の構内2階にある、みやげ物屋横町に行くため、左端にあるエスカレー タに乗り、上に行った、この通路は、左からエスカレータ・中央が階段・右 側に休憩場所付き階段がある、右側の階段では、本を読んだり、雑談をした りして、今まで見た事がない特徴のある通路階段だ。
鹿児島中央駅への階段
ここで、みやげ物の下見をした後、近くにある観光案内所で、仙巖園行きの路 線バス の停留場を聞いた。
○仙巖園 仙巖園に行く路線バスとして、「まち巡りバス」を紹介された、鹿児島中央 から一方 通行の周遊で、鹿児島市内の名勝地を巡るバスで降車するとき 170円か、一日乗車券を500円で買うかの選択させられる(一日乗車券は、 この路線バスの範囲なら、何度も乗降できる便利なものです)。
仙巖園に行くが帰りは、何処に行くか分からないので170円支払降車した、後 で分かつた事ですが、仙巖園は、いまだに島津家が経営しているようです。
仙巖園では、入場券として、少し高いが全て見られる券を購入した、前回見ら れなかつた所を中心に見ることにした。
まず島津11代藩主島津斉彬(なりあきら)が造った反射炉跡から見にいった。 オランダの技術書を参考に鋳造技術を導入して、溶かして大砲の砲身を造っ た施設で、耐火レンガが残っている、この他、インフラ整備と新事業の洋式 工場群を集成館と名付けて力を注いだと言われている。
反射炉跡
ここから、島津家の別邸の御殿にいく、途中「菊の花祭り」をやっていて、 NHKテレビで放映されている「西郷どん」の中にあった相撲の土俵が、菊 に飾られていた。
島津斉彬(右)と 篤姫(左)
また、前回時間がなくて内部は見られなかった、御殿に入ると、邸内の美し さ、建物から望まれる桜島の景色がよい、特に気にいったのは「謁見の間」 と「御居間」です。
「謁見の間」は、来客応対に利用されていた部屋で、テーブルがあり椅子が ありシャンデリアで飾られ洋風化されイギリスからのオーダーメイドで造 られたという。
「御居間」は、桜島を含め庭全体最も美しく見られ、大名の殿様になったよ うな気分を味わえるような立派な部屋です。
謁見の間
御居間からの景観
仙巖園の外にある、尚古集成館に行く内部は撮影禁止のため、内部の写真は ないが、島津家800年の歴史や文化を紹介する博物館で、大砲・琉球船模型 ・薩摩焼・薩摩切り子・輸入機械・映像などが展示されていて1万点保存さ れていると言うが、歴史が良くわからずあまり理解ができなかった。
尚古集成館
その後、島津家がスターバックスに建物を貸して経営している喫茶店に寄っ た、客は東京と同じように若い女性が多かった。
ここより鹿児島中央まで移動し、城山の山頂にあるホテルに行った。 ―――続く―――
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