二度目の沖縄の旅V   2015.03.17  天笠 富夫

 

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――――――――――――――3 日 目―――――――――――――――――――

○辺戸岬(へどみさき)

 沖縄本島の最北端にある岬で、ホテル(名護市)から東シナ海の海岸線を北上して、

2時間かかる。 太平洋(右)と東シナ海(西)がぶっかる場所で、良く晴れている

と、与論島・沖永良部島(おきのえらぶじま)が見えるという、

 

かつて、この岬は、米軍に沖縄を管理されている時代は、祖国復帰の拠点であったと

いう。(本島で本土に近いため)

 

 

岬に立つと、手つかずの自然があり、海の水も透き通っていて青い熱帯魚が泳いで

いるのが見える。

 

また、トイレだとか、売店だとか建設中で、観光スポットとして整備中であったが、

なるべくそのままにしてほしい気がした。

 

  辺戸岬から大石林山を望む

 

○大石林山(だいせきりんざん)

 大石林山は、2億年前から、石灰岩が雨水で浸食されたカルスト台地で巨石林がある。

 伝説として、島建ての神アマキヨミが降り立った、沖縄初の聖地で、140の礼拝所

 がありパワースホット場所として有名である。

 

 辺戸岬からバスで15分ほど移動し、道が狭いため、麓で、マイクロバスに乗り換える、

道は一台しか通れない、細い舗装されていないガタガタ道を入口に移動した。

 

  大石林山から辺戸岬を望む

 

 

  巨石群

ここから散策だ、巨石と林のバランスが良く、自然の雄大さが分かるような気がして

たしかに気持が浄化される場所である。

 

○JALのホテル

 同じ道を、バスで1時間15分ほど戻り名護の方向へ移動すると、東シナ海に面し

た、奥間という所にJALのホテルがあり、プロ野球の日本ハムが合宿をしていた、

そこでイタリアン風のバイキング料理を食べた後、周りを散策する。

 

  JALホテルの海岸線

 

みやげもの屋をみたりし、道路を渡り海岸に出てみた、すごくきれいな砂浜だ。そこ

には、洒落た船の発着場もあり海外の観光地にいる感じがする。

 

○国際通

 バスで2時間ほど移動して、那覇の国際通りにつく、昔と較べモノレールも庶民の足

として 定着しているみたいだ、国際通で有名な公設市場に行ったが、人通りも少な

く、ドロドロした面が見られなくなり落ち着いた街になった。

 

 その後那覇空港へ移動し、羽田へ帰った。

 

―――――――――――――――お わ り に―――――――――――――――――

 海洋博公園の水族館何度見てもよいが、今度の旅で良かったのは、今帰仁城の城壁

・自然たっぷりの辺戸岬・神秘的な大石林山である。

 

 また米軍基地との関連として、沖縄に住む人が、色々と制限を受けている事が分かった、

 多分大きな事も沢山あるだろうが、細かな事として、飛行機の発着だ、発着は、米軍

優先で米軍の許可をもらい、着陸時は低く飛び着陸する、飛び立つ時も低く離陸し、

しばらくして高く高度を上げるそうだ。

 

 米軍人の裁判は、日本人も関与できるようになったが、米軍の人が無免許で運転して

事故を起こしていた事もあり、まだ色々トラブルの種があるそうだ。

 

あんまり産業のない沖縄としては、観光地として稼いだりしているが、米軍いる事で

落とす金も無視できず、米軍基地については賛否両論があるという。 

 

最後に、私達本土の観光客から見ると、古宇利島のように人が少ない所に、立派な橋

を架けるのではなく、そのお金で何か産業を起こしたほうが良いのではないかと強く

感じた。

 

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