二度目の沖縄の旅U   2015.03.07  天笠 富夫

 

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―――――――――――――二 日 目――――――――――――――――

○古宇利島(こうりじま)

 ホテルから40分、運天港経由し古宇利島に向かう、ここは沖縄本島から 1960

メートルの真っ白なきれいな、古宇利橋でつながっている、島に渡ると観光の中心は、

白いオーシャンタワーだ。

 

  オーシャンタワー

 

オーシャンタワーは、船をイメージしたカタチで、1階は世界中の貝と沖縄の珊瑚が売ら

れている、2階は休憩場を兼ねた、展望室だ、3階に登ると、360度海の景色が見える,

 

今日は少し曇りがちで海が良くみえなかったが、それでもタワーから下を見るときれい

な海と、橋と本島とのコントラストが良い。

 

       古宇利橋

島から本島に戻る時に、少ない住民(360人)と、小さな半径1キロメートルの島に、

観光用として、多額のお金(270億円)を投入し橋を造ったことに疑問を感じた。

 

○今帰仁城(なきじんじょう)

 古宇利島より30分今帰仁城につく、ここも世界遺産に登録されている場所である、

 <歴史>

    14世紀に琉球に三大勢力が割拠した時代、北部の覇者

    山北王が支配した場所で、中部(首里城)を拠点に置く尚巴志

(しょうはし)ほろぼされ、管理下におかれた、1609年

 薩摩軍の琉球侵攻にあい、城は炎上した。

 

 

 行った時は、桜の見頃であった、沖縄の桜は、桃と八重桜の木の掛け合わせらしく、

ピンク色が濃い、城跡に入ると、写真で見た、中国の万里の長城のように城壁が続き

立派である、しかもその城壁の型は、首里城より戦闘的にできていて、龍が泳いで

いるように感じる美しさもあり、最初に思っていたより大きな城だった。

 

首里城は建物も復元されているが、今帰仁城跡は、城壁は復元中であるが、建物

は手がつけられていない、これは以前この場所に何が建てられていたかの資料

がないためだと言っていた。(ガイドさんの話し)

 

 このそばに歴史資料館があり飾られていたが、よく分からなかった。

 

○備瀬フク木並木通

 昼食場所のオリオンホテルに行く途中に、備瀬地区にある、フク木の並木通を見に行

く、両側にフク木があり、現在も生活している、昔風の民家がある、また見学者が訪

れるので、手作りのシーサーの置物も販売していたが、全体的に観光化されていな

い、ゆったりした沖縄が味わえる。

 <ふく木>

   フィリツピン原産の木で、まっすぐ上に伸び、枝も

   広く張り、防風林に使われている。

 

 

○ホテル オリオン モトブ

 海洋博公園の近くにある、オリオンビールを造っている会社か経営している、昼食

 時にイタリアンを中心とした、バイキングをやっていた。

 ここから海から、見える伊江島の絶景が見られる。

 

 

○沖縄海洋博公園

 沖縄海洋博公園は、昭和50年(1975年)に沖縄海洋博覧会を記念し設置された、

 公園で、水族館・植物園・郷土村などがある。

 

 今回は、見学時間が3時間あり、ゆっくり見学する事にした、初めて行く、植物公園

(熱帯ドリームセンター)から見に行く、中は、見学者がいないで、ガラガラだ、それ

でも植物を見ると、春真っ盛りで、花で一杯だ、特に印象的なのは、ランとチュー

リツプだ。

 

 

植物園から、水族館に構内バスに乗り移動する。ゆっくり見る、水族館(沖縄美ら海水

族館)は、相変わらず見学者が多い、サンゴの海とか熱帯魚の海等色々展示されている

が、1階の大型水槽の側にある、カフェ「オーシャンブル」の奥の席が一瞬空いたので

 

そこに席をとり、大型水槽をゆっくり見た、植物園だと退屈してしまうが、ゆったりと

悠然と泳いでいる大きなジンベイザメを、何度みていても神秘的に楽しくなる。

大型水槽には、その上、沢山のも魚が泳いでいるが、最大のエイであるマンタが、両

手を広げたように泳ぐ姿もすばらしい、ふとこの魚は何を考えて泳いでいるのか、飽

きもせず、他の展示場もみず、一時間半近くカフェの椅子に座り見ていた、非常に気持

が良い、その後満ち足りた気持でバスに戻った。

 

 

○ホテル

 宿泊先は、名護市の太平洋側にあるホテルで、米軍の飛行場を造る件でもめている辺

野古の近くにあり、護衛艦が沖に停留していた。

 

 30分ほど移動して、ホテルに着いた、このホテルは、ゴルフ場が併設していて広く、

ホテル各棟が独立していて、構内バスで巡回しているようなホテルの部屋でした。

 

 夕食場所は、部屋から近くにある、洒落ている場所だと思っていたが、街のレストラ

ンみたいで、イタリアンのバイキングだ、味は美味しくなく、サービスもあまり行き

届いていないのでガツカリした。

                          ―――続く―――