松本の旅T 2021.3 (穂高・美ヶ原温泉) ○はじめに 昨年の旅行規制が無い時、GO TO TRAVELを利用して、松本に向かう、 松本は何度か行った場所ですが、もう一度ゆっくり旅をし、何か感じるものがあるの ではないかと期待して行った。
新宿駅発特急「あずさ5号」で、穂高駅に向かう、座席に座ると、真上に緑のランプ が点灯していた、これは在席している事を表示し、赤のランプだと予約者なし、黄色 だと、在席はしていないが、予約者がいるなど区分されていた。
特急 あずさ
ランプ表示は、いつから始めたか、わからないが面白と思った、列車は、立川・八王 子・甲府・上諏訪・松本を経由し(但し 表現上省略駅あり)大糸線の穂高駅着いた。
○穂高 穂高駅は降りた事が無かった、駅の近くは、寂れた所だとおもっていたが、思ったより 駅周辺は、賑やかでした。
穂高駅
早速、駅の近くにある、穂高神社に向かった、神社は、以前に行ったか上高地に奥院 があり、本院がこの穂高駅にあり、嶺宮は、北アルプスの主峰穂高山の頂上に祀られ ている事でした。
<穂高神社の系譜> 古い書物「古事記」によると、いざなぎの神→「わたつみのみこと」 →穂高見命(ほだかのみこと)と継承されている、古くから信濃に おける大社として、崇敬されてきた。 <いざなぎの神の補足> 日本神話に登場する、男神、神武天皇の7代先祖、神話では、国産み ・神産みにおいて、日本国土を形づくる、多数の神を儲けたといわれて いる(詳細は各自 調べて下さい)
5分ほど歩くと、石の鳥居が見えて、きて右へ曲がると神社が見えてきた、神楽殿 ・拝殿があり、拝殿の奥には本殿があり、境内には、樹齢が500年以上と推察される、 ケヤキ・杉がうっそうと茂っている、神社の古さを感じた。
穂高神社 また神社の語源となる、穂高山は、山影に隠れて、この場所から見られないそうです、 ここより駅に戻り、大王わさび田に行く。
○大王わさび田 穂高駅より、車で10分、犀川(さいがわ)にわさび田がある、パンフレットによる と、日本一広大なわさび田で、冷たい水に耐え、農閑期の雇用を創設し、犀川の治水 工事も完成させたという。
<名前の由来> 1200年前、魏石鬼八面大王(ぎしきはちめんだいおう)が当地を治めていた が、坂上田村麿(さかのうえたむろまろ)率いる朝廷軍が、貢ぎ物を強いた ため、戦いになり大王は倒されてしまった。
朝廷側は、大王が生き返る事を恐れ、体を分けて埋め、その塚が農場内 にあったことから、「大王わさび農場」と名付けられたと言われている。
<わさび田の創業者> 深澤勇市氏が、豊富な湧き水利用し、わさび田の開拓を思いつき、1915年 (大正4年)に2年かけて取得し、大正6年から開墾開始、その時は雑木の 生い茂る湿地を切り開き、掘っては堤防を築き、
冬の厳しい寒さや水害などの苦難を乗り越えて昭和10年(1935年に 完成(前期)に至った。
大王わさび田の入口に着き、中に入ると、ラベンダーで有名な北海道の富田ファームの ように入場料とらないので観光客に開放しているのに驚いた。
中は、広大なわさび田中心の大きな公園になっていた、細かく見ると、食堂・売店・ 水車小屋・その他沢山の記念碑がある。 わさび田1
食堂
わさび田U
昼食のため食堂に行った、ここで名物の「わさび丼」を食べた、これは丼にわさび をおろして、丼に入れて食べるもので、珍しいものだ。
売店では、わさびの入った商品が売られていた、ビール・ソフトクリーム・コーヒー コロッケ他が売られたていた、珍しいので食べてみた、ソフトクリーム・コーヒーは 美味しかったが、ビールはあまり美味しくなかった、コーヒーは水がおいしいからか も知れない。
水車小屋
この場所で印象的な所は、北アルプスの山並みと、黒澤明の映画「夢」の撮影現場に 使われた水車小屋が3つ並んでいた景観です。
大王わさび田 入口
ここより、穂高経由で松本に戻り、美ヶ原温泉にあるホテルに行った。 ―――続く―――
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