宮島・松山の旅U (宮島から四国の松山)

2020年10月 天笠

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○船旅

宮島から四国を見ると、瀬戸内海をはさんで、愛媛の松山市があり、間にある島々

をぬって、頻繁に船が往来している、


 

  宮島桟橋


 

 松山の移動中の夕陽


 

今回は、宮島の桟橋から、高速船で、広島港まで行き、少し大型の高速船に乗り換

えて、四国愛媛に渡る。


 

船内には、観光客がほとんどいない、スーツを着て、バックを持ったビジネス関係

の人が多い、乗船客は、2割程度で空席が目立つ、海面を見ると、湖のような波静

かな中、一時間ほど乗っていると松山観光港に着いた。


 

この桟橋は、大きな船は接岸していないが、非常に大きいのに驚いた、ここより個

人タクシーに乗り、宿泊先のある道後温泉へ向かった。


 

  松山観光港の桟橋


 

○タクシーの運転手の話

 良く話をする、65歳くらいの運転手、話を聞いているうちに、松山市のおかれて

 いる状況が少し分かってきた。


 

□松山観光港 

  立派な港をほめたが、港は、先見性もなく投資をして県も使い勝手に困っているよ

  うだ、以前は、大型船が週に5隻寄港していたが、しまなみ海道ができて、本州と

  四国が道路でつながったため、貨物と人の移送が船でなく、車で運ばれるように

なった。


 

そのため、大型船も週1隻しか寄港しか来なくなり、港から松山市に抜ける立派

なトンネルも、利用頻度が少なくなってしまったと言う。


 

□松山市の特徴

 松山市は、人口51万人、雨風が少なく、物価も安く15万円もあると楽に暮らせる

と言う。大学は二つあるが、卒業しても企業が無く就職先が無いため、卒業生は、

都会とか他県に行ってしまうなどの話をしていると、


 

松山の市内に入り、中層の建物が多くなってきた、丘の上をみると頂上に松山市の

シンボル松山城が見えてきた、そこを右に見て道後の予約した旅館に入った。


 

○旅館の話

旅館のフロントは、夏目漱石の「坊ちゃん」に出ているような、明治時代の鹿鳴

館風の雰囲気を持った、フロアーでした。


 

     宿泊先のフロント


 

                            ―――続く―――