伊豆伊東の旅 前編 天笠富夫 ○はじめに 気分転換に、ここ数年、近づいた事のない、伊豆伊東に行ってみようと思いたった、 まず宿泊先は、星野グループの宿泊先を捜し、「界の伊豆伊東」に決め、伊東周辺の 観光地に行くことにした。
○出発 自宅から東京駅に出て、東海道線を利用し、特急踊り子号に乗り出発した、踊り子号 は、2種類あり、伊豆急のものとJRのものがあり、交互に1時間毎にでていたが、 内容を調べないで、JRの車両のものを選んだ、展望席が配慮されていない特急列車 でした。(後で調べて見ると、伊豆急の特急は、展望席が付いていました、)
列車に乗り込み、東海道を横浜〜熱海〜伊東経由で進んだ、途中横浜駅で京浜東北線 の乗客が線路内に立ち入り、伊東駅では、20分間の遅れが生じ、到着時間を変更さ せられたが、伊東駅より、乗り換え伊豆急線の城ヶ崎海岸駅に着いた。
城ヶ崎海岸駅
○城ヶ崎海岸 ▽駅・ぼら納屋 駅はロッジ風の建物になっていて、別荘地の多い街に合っている、ここより桜並木の 間を歩く事25分、「ぼら納屋」に着く、ここは本格的な食事処になっている。
建物は茅葺きで、今でも痛んでいるが使用されている、歴史を尋ねると400年ほど 前に、紀州藩が小屋を造り漁師が寝泊まりしていたと言われる、以前来た時(30年 前)には、小屋の全面には、浜になっていて、広く全面が空いていた。
ぼら納屋
だが今は、浜の前は、家が建てられており、工事中でした、浜に近づけない、近くに あった、ボラが来るのを見張るための台があったが、なくなっていた。 <ボラ> 大きさ50cm位(大きいもの80cm位)の魚、昔は 群れになり、この辺に泳いでいたと言われる、この魚は、 カラスミ等に重用されていたみたいだが現在はとれない。
この「ぼら納屋」の建物の中で、金目鯛を中心とする昼食をとった、周りの客を 見るとなぜか若い中国人のペアーが多かった、ここより城ヶ崎のつり橋を目指して 行った。
門脇灯台 ▽灯台・吊り橋 途中門脇灯台があった、昔は中に入れなかったが、今では内部に無料で入れる、高さ 17メートル上まで階段数88段ある、少し登るのに面倒だ、灯台の上からの見ると、 大昔、溶岩が海に流れていて固まって岩になった景観が見られる。
門脇の吊り橋
ここより門脇吊り橋へ行く、両端が断崖になっている所に、架けられた吊り橋だ、高 さ23メートル長さ48メートルもあり、よくテレビ等の撮影に使われていた、今回 良く見ると、橋が補強されていて、吊り橋を渡る途中以前は下に海が見え、少し揺れ を感じた。
足元が全部板で塞がれ直接足元から海面が見えない 安全第一のせいか、揺れも少な くスリルがなく物足りなくなった。
吊り橋からの海岸の景観 ―――続く――― |