日光の旅         2019年8月29日 天笠富夫

○はじめに

今回の旅は、娘夫婦(孫込み)が、「レンタカーで日光を案内してあげる」と

 の事、声をかけられ、コースは分からないが、行く事にした。


 

神田駅の近くの小川町で待ち合わせ、佐野・宇都宮を経由して日光に入る、ここ

より、久しぶりに日光「いろは坂」を登る、梅雨も明けきっていないせいか、車も

少ない。


 

そのうえ、霧に包まれているせいか、視界が悪く、前後も見えない、雨に降られな

ければ良いと思いながら、「いろは坂」を登り中禅寺湖の街並みに出る。


 

○中禅寺湖

▽湖畔

湖畔に出ると、右手には、いつ来ても見られる男体山が曇っていて全然見えない、

中禅寺湖を湯の湖方向に沿って進み、湖畔の右手にある、金谷ホテルの喫茶店に

行く、金谷ホテルは、日光東照宮の近くあるホテルの姉妹店である。


 

  金谷ホテルの喫茶店から湖畔の景色


 

 金谷ホテルの喫茶店


 

ここで、魚のマスの入ったカレーを食べる、さっぱりしていたが、あまり感激はな

かった。この喫茶店は落ち着いて。見ると山小屋風、観光シーズンでもないのに混ん

でいた、多分夏休みになるとかなりの混雑が予想される、中禅寺湖入口に戻る。


 

▽華厳の滝

華厳の滝を見にいく、華厳の滝の入口には、エレベーターで降りた、下の観覧席から

見た華厳の滝がモニターに写っていた、見ると、霧がかかり、あまり良く見えない。


 

ここで、滝の状態を見て、華厳の滝を見ないで帰る人もいたが、エレベーターに乗り

下の観覧席に行く事にした。


 

  華厳の滝に行く エレベーター


 

観覧席から見ると、滝全体は見られず、上部はみえず、下部の滝が落ちる瞬間はみら

れたが、全体が見えず、あまり迫力がなかった、ここより、いろは坂を下り、東照宮

に行く。

 華厳の滝


 

○東照宮

東照宮には、5回ほどいっているが、考えてみると落ち着いてみた事はあまりない、

それはいつも人が混んでいたので、みるのを適当に切り上げているせいだ、今回は

 比較的にすいていたのでゆっくり見られた。


 

  東照宮は、輪王寺の脇を通り、東照宮の参道を経由して、階段を登り、表門より

東照宮に入る。

  <東照宮>

    徳川初代将軍 徳川家康公をご祭神、お祀りした神社で。

    陽明門など装飾が有名である。


 

        陽明門 表側

▽陽明門付近

左に行くと、猿の彫刻があり、有名な「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が
かざられていて、猿の彫刻から、人生の教訓を学ばせようにしている。


 


 

前を見ると階段の上に、きらびやかな陽明門がある、この門は別名「日暮門」とい

われ、一日中眺めていても飽きないといわれているが、私から見て、いつ見てもき

らびやかであるが、何を訴えているのか、よくわからず、見過ごしてしまう。


 

  陽明門 裏側


 

▽本社(本殿)付近

更に陽明門を通り、右に行くと、家康が祀れている奥院参拝の前で、墓どころを

守ように猫の彫刻がある「眠り猫」の彫刻だ、左甚五郎の作といわれている。


 

 本社正面 但し工事中


 

脇道をとおり、陽明門の裏にある。「本社」へ行く、ここは東照宮の中で絢爛豪華

の建物群で、本殿には、家康が神格化されたといわれる、東照大権現が安置され

ている。但し、「本社」内は撮影禁止で写真はとれない。


 

▽奥院他

ここより階段を登り奥院に向かう、墓の入口には、拝殿があり、その裏には、家康

公を埋葬した、上に建てられたという宝塔があった。非常に神秘的な場所だ。


 

  宝塔

 

階段を降り、陽明門から見て左側にある本地蔵(鳴龍)がある、ここは何度も東照

宮に来ているが初めて見る場所だ、龍の顔が天井に描かれ。龍の顔の下で拍子木

をたたくと、音が共鳴して、龍の鳴き声ように聞こえるという。残念ながら撮影

禁止で写真はない。


 

東照宮の見学は終わり、宿泊先の鬼怒川に向かう。

                        ―――続く―――

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