松坂・伊勢の旅・前編  2016.10.20

 

○はじめに

 JTBの旅行券をもらったので、3年ほど前に、式年遷宮で話題になった、

伊勢神宮を中心に旅行することにした。

 

出発当日、九州の屋久島の近くに、台風12号が停滞し、いつ関西方面に上陸

し、いつ豪雨になるかを心配しながらの出発だ、コースは、JR東海で名古屋に乗

換、近鉄の松坂駅で途中下車し、その後賢島まで移動し、翌日伊勢神宮に寄る行程だ。

 

○松阪

 松阪から連想する事は、小学校の教科書に「松坂の一夜」というものがあり、本

居宣長という国文学者がでてくるが、(内容はあまり記憶がありません)。その他

松阪牛・城下町ぐらいです。

 

RIMG1017A.jpg

 松坂城 石垣

 

 さっそく駅を降りて、松坂城を探すと徒歩15分くらいで、松坂城石垣を見つけ

る、門の跡・案内板も少なく、付随した建物の残っていない、中途半端に現代風

の建物がないのは、さっぱりして良いかもしれない。

 

松坂城は、豊臣秀吉側についた蒲生氏郷(がもう うじさと)が1588年に築

城した。

RIMG1019A.jpg

       松坂城 天守閣

 

<蒲生氏郷>

織田信長の娘婿で、本能寺の変後(1582年)豊臣秀吉側につき、伊

達政宗を抑えるために、会津若松鶴ガ城に移された有力な武将

 (詳しくは各自調べてください)

 

 本丸跡を見た後、松阪肉を求めて店屋を探す、一番有名な所で「和田金」店も

立派であるが、非常に値段も高いのでやめて、比較的安く、駅の反対側にある、

「まるよし鎌田」へ行った。

RIMG1031A.jpg

    松坂牛 ステーキ

 

小さな店ですが、G7サミットに肉を提供していた、みたいです。それでも値段

が高いので、比較的小さめの陶バン焼きとステーキを注文し食べた、名が通って

いるとおり、美味しい肉でした。

 

松坂の見所として、本居宣長とか伊勢商人発祥の地(三井発祥の地)など、まだ見

ていないが、松坂駅に駅に戻り、近畿鉄道で志摩の賢島(かしこじま)へ向かう。

 

○賢島

 賢島は、英虞湾(あごわん)に浮かび、本土に近く、最大の島です、交通機関とし

て、船・道路(本土との接続は橋経由)・鉄道と3種類しかなく、非常にシンプル

です、そのため警備がしやすいので、今年の5月にG7サミットが開催場所に選ば

れたと言われている。

 

賢島駅を降りると、閑散として、海沿いに降りていくと、創業110年の真珠の

装飾屋があったりし、小さな港に行くと小型観光船が停泊している、ここは、山

田洋次監督の「男はつらいよ」の撮影場所になったようだ。

 

RIMG1037A.jpg

  真珠 装飾店 創業110年  松井真珠店

 

今回の宿泊先は、G7サミットの会場志摩観光ホテルだ、部屋からの景色は、リ

アス式海岸で、真珠筏が浮かび、穏やかな内海に、深い入江があり、海には大小の

島が見え、すばらしい。

 

RIMG1043A.jpg

     英虞湾の景観  波が静か

  

ホテルの庭には、G7サミットに参加した、各国の首脳の集合写真が飾られてい

た。このホテルで一番気にいったのは、ゲストラウンジがあった事だ。

 

<ゲストラウンジ>

宿泊者が、たべもの飲み物(アルコールも含む)を

無料で自由に食べられるコーナー、タイや中国に行った

時もホテルにあった。

 

RIMG1050A.jpg

   G7記念撮影

 

RIMG1082A.jpg

   G7 会食会場 (左側に各国の国旗が飾られている)

 

                                       ――――続く――――

Topへ     目次へ     後編へ                 2016.09.12