山形 峠駅温泉の旅(後編)  2016.05.30 天笠 富夫

 

○旅館

旅館は、山の中腹にあり、山小屋風の木造の建物があり、温泉として250年前も利

用されている、建物は何度も増築されているみたいだ、二階の部屋に案内された。早

速風呂に行く、風呂は露天風呂が二つ・内湯が二つあり湯の温度は比較てき暖かく体

にちょうど良く気持がよい。

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           露天風呂1

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            露天風呂2

 

また、近くには、前川という名の川(幅5メートルぐらい)が流れていて、対岸に渡

ると日本の滝100選に入る「滑川の大滝」というものがあるが、この滝を見るため

には、川を渡る必要があるが、この川にかかっている「吊り橋」が老朽化のために使

用できない、

 

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        壊れた「つり橋」

 

水が少ない時を見計らって、川の中にあるとびとびにある石を使い渡れるみたいだ

が、川を渡っている人もいないので止めた。

 

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    山道の緑の木々

 

○散策

翌日は、天気がよかったので、旅館より峠駅まで歩く、歩いていると時期が良く、

木々の緑がとても美しい、歩きながら、なんのセミか分かりませんが、鳴いていたが

印象的です、どんどん歩いていくと駅の近くに峠の茶屋という店があり、石楠花の花

が店の前で咲いていた。

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  峠の茶屋に描かれた絵

 

○峠の茶屋・峠駅

茶屋の中に入ると、昔の峠駅の繁盛していた絵がかざられていた、どうも昔は滑川温泉

の上流に鉱山があり鉄鉱石をとり、索道で峠駅に運び列車で東新潟港を経て、八幡製鉄

に運んだみたいで、人も多くにぎやかであったようだ。

 

今でも、当時の名物の「峠の力餅」が販売されていて、列車がくると駅の構内で販売

されている。峠駅は、駅員がいない無人駅であるが、駅全体が雪から守るため(3メ

ートルほど降る)スノーシエルターがあったり、スイッチバックの名残りがあり、非

常に特徴のある駅だ。

 

○終わりに

滑川温泉は、泉温54度 泉質 硫黄を含むナトリウム・カルシウムの掛け流しの温

泉で、非常に気持が良い、たまには、静かな山の中でゆったり休むのをお勧めします。

                       ―――END――― 

                          2016.05

 

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  スノーシエルターのある駅(現在の状態)

 

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  スイッチバックの名残(現在の状態)

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