山形 峠駅温泉の旅(前編) 2016.05.30 天笠 富夫
○はじめに 30年ほど前、山形新幹線が無かった頃、仕事の関係で、東京から福島駅経由で米沢 駅に行った時、列車が、線路の傾斜がきついらしく、進行方向が後向きに変わって走っ たり、後向きの方向から元の方向に戻ったり、方向が変わっていく場所が4カ所あった。
列車は、一気に登れないので、傾斜を分散させ登っているスイッチバック方式になって いた、途中で比較的長く停車をした、駅を見ると峠駅であり、降りる客もいて、話しの 内容では、どうもこの駅の近くの温泉がありに行くみたいだ、この時、いつか私も来て 、温泉に行ってみたいと思った。
駅構内 ○準備 現役をリタイアして、この峠駅を思い出し、訪ねるために、調べてみると、温泉は峠駅 から車で10分の滑川温泉と、25分かかる姥湯温泉があったが、姥湯温泉は秘湯中の 秘湯であるが、帰りに少し散策をしたいので、比較的駅に近い滑川温泉に宿泊先を決め て、迎の車を依頼した。
現在、峠駅は、1992年(平成4年)に山形新幹線が開通により、線路が広くなり、 スイッチバックもしなくても直接走れるように改良し電化され、普通電車も停まれる ようになった、詳しくダイヤをみると、福島駅からの列車で峠駅に停まるのは、1日 6本。朝2本・昼1本・夕方1本・夜2本で非常に不便だ。
山形新幹線 通過の瞬間(峠駅) ○出発 東京駅から新幹線に福島駅に出て、福島発12時51分発の列車(昼間の列車)に乗り 、峠駅に行く、駅に到着すると旅館の車が待っていて、その車に乗る。車は細いガー ドレーもない山道を進み旅館へ到着した。
旅館の外観(前川のそば)
旅館の内部 ―――続く――――
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