足尾銅山の旅U 前編   2015.10.20  天笠 富夫

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 今回は、前回(4月)に行った時、土・日・祭日のみしか公開しないで、見られなか

った古河掛水倶楽部を見るために、日曜日にかかるように再度行った。

 

○足尾駅

往き方は、新宿よりJR線に乗り、東武日光駅に出て、バスで足尾に向かった、久しぶ

りの「わたらせ渓谷鉄道」の足尾駅に着く、静かな無人駅であるが、きれいに清掃され

ていて、見ていてなぜか非常に落ち着く。

 

わたらせ渓谷鉄道 足尾駅

 

○古河掛水倶楽部

ここより歩いて4分、古河掛水倶楽部に行く、入口の右側には、赤レンガの倉庫があり

、古さを感じさせる、更に奥に進むと2階建ての古河掛水倶楽部だ、ここは100年前

に古河鉱業の迎賓館として、宿泊とか会合に使用されていた和洋折衷の建物です。

 

 

建物の入り口は、分かりづらく、扉が閉じていて見学する人が各自手で開けて中に入る

ようになっている。中に入ると和室の大広間・洋室・ビリヤードを備えた遊技場・寝室

(ベット)などがあり、今でも利用できそうです。

 

倉庫

 

古河掛水倶楽部

 

○古河掛水倶楽部(社宅)

古河掛水倶楽部の隣には、古河鉱業の社宅が残っていて、一般社員用の社宅・所長用・

課長用などがあり中に入って見学することができる。

 

    一般  社宅

中でも所長用の社宅は、広い庭・会議とか、打合せ可能な部屋とか女中部屋などが併設

されている。また課長用の社宅は、いくぶんシンプルであるがそれでもかなり広い家です。

 

  所長社宅

今でこそ、廃墟みたいだが、昔は、もっと賑やかで、活気があったと思われる。この

後本鉱のある隣の駅の間藤に歩いて向かった。

                       ―――続く―――