5.ヴェネツィア      6.ローマ

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5.ヴェネツィア
  水の都ヴェネツィア(サンタ・ルチア駅)へ行くのはフィレンツェ3時間かけ高速鉄道を利用して
行った。

            サンマルコ寺院

■高速鉄道の話
  高速鉄道によっては、フィレンツェから国境を越え乗り換えなしでパリ(フランス)にいけるそうだ。
  但し日本の列車と違い遅れることがよくあった驚いたことに、駅の案内表示板にも遅れ時間が
  表示できるようになっている。1列車12車両で1車両100名ぐらいのれる。席の構成は両脇
  に4名BOxで向かい会わせの人と卓で仕切れるようになっている。また国際列車に準じている
ためにスーツケース入れ・自転車入れなどが完備されていた。

■観光
  高速鉄道のサンタルチャ駅を降りるとすぐ水路があり水上バス・ゴンドラ船等の乗船口があっ
たが、陸路から大寺院のあるサンマルコ広場に向った。 途中教会・水路には日本にはない洒落た
  石造りの橋がありその下に船がいきかわっていた。路は迷路みたく入り組んでいて地図を片手に
  調べながら行きやっとサンマルコ広場にいきついた。
 サンマルコ広場には白い大きなサンマルコ寺院があり、海岸沿いに水面すれすれに建てられてい
 るため防水対策がたいへんそう、また寺院は大きすぎてうまくカメラに入らないのが残念である。
 この寺院を見学するのに大勢の人が行列になって待っていたが並ばず広場のカフェーで休んだ 
  カフェーでは白いタキシードを着た40歳から60歳くらいのウェイターが注文をとりまるでヨーロ
ッパ映画の中にいる錯覚をおこさせる、それと一緒に映画の主題歌の生演奏(8名)があり音楽と
サンマルコ寺院の景色にマッチして至福の時間を過ごした。その後ガラス細工で有名な・ムラー
ヌ島へ船で渡った。
    
6.ローマ
■観光1(周遊観光バスでの観光)
  ローマへはフィレンツェから高速鉄道で片道1時間30分かかる、ローマ駅ではいろんな観光バス
  が発着している、その中で20分毎に発車する乗り降り自由な屋根なしの二階観光バスに乗り
  市内見学を行った。バスでは2階の最後尾に席を確保したため乗客及び景色の全体が見え昔の
  馬車に乗っている感覚です。とりあえず市内の雰囲気を知るために長時間乗って後で見たい所
を後でゆっくり見ようと言う事になった。バスから見ると大きな建物・彫刻・その他史跡が多く途中
で降りたい気持ちを押さえてローマ駅にバルベリーニ広場まで乗っていた。バルベリーニ広場か
ら「ローマの休日」の舞台であるスペイン広場まで歩いた、
  スペイン広場は昔スペスンの大使館がありスペイン階段が有名である、この周りはにぎやかで
  階段を中心に座ったり写真をとったりしていた。映画「ローマ休日」王女役のオードリィ・ヘブバーン
  がアイスクリームを食べるシーンがあったが、今ではここで食べ物を食べるのが禁止になって
いる青春時代にみた映画「ローマ休日」の再現できたのは本当に夢みたいです。
  スペイン広場からコロッセオをよく見るために地下鉄に乗る。
 <参考 観光バスのコース>
     ローマ〜コロッセオ〜ヴェネツィア広場〜ヴァチカン〜バルベリーニ広場〜ローマ

       観光バスからのコロッセオ

■地下鉄
 地下鉄をとりあげたのは、日本の地下鉄とずいぶん違うからだ、まず切符の購入は乗車区間で
なく、利用有効時間を選択し購入する。乗り方は、自分で切符開始スタンプを押す改札は特に
ない、ただし開始スタンプを押していない切符で乗車し見つかると罰金をとられるそうだ。
 乗車すると日本の地下鉄と雰囲気が違う、昼寝をしている人はまずいない、そしてカバンなどの
手荷物をしっかり前にかかえ、他人に近づかない・乗っている人同士あまり話もしない、少し緊張
状態で乗っている。これはスリ・カッパライが多いためだ、ポケットに財布をいれておいても、ポケ
ットに手を入れて盗もうとしたりする、またツアーできた女性などは黄色系のイタリア人数人に囲
れ、アメリカ人に囲を破ってもらい助かったそうだ。それに比べ日本の地下鉄は乗るとすぐ寝る
人がいるように本当に治安が良く幸せだと思いつつ、緊張しながらコロッセオのある駅まで移動
した。

■観光2(市内散策とズボンをセールスした話)
 ・コロッセオ
  ベンハーの世界を思い出すような4階建ての石製の楕円形競技場、このようなものが日本の
  弥生時代に造られていたとは驚きである。この競技場は5万人が観戦できて剣闘士同士と
  の試合が行われたらしい、コロッセオからヴァチカンへの移動は周遊観光バスで移動した。
 ・ヴァチカン1
  テヴェレ川を渡り少し行くとローマ法王のいるヴァチカンだ、世界で1番小さな独立国で、10億人
の信者をかかえるカトリックの総本山です。 共和国に入るのに検閲もなにもなし。警備の人の
服装も茶色に変わってきた。サン・ピエトロ広場を越えるとヴァチカンの中心サン・ピエトロ寺院
だ、サン・ピエトロ寺院は神聖な場所なので「短パン・サンダル・ノースリーブ」禁止なので入場でき
ないらしいが、私は短パンできたしまつた、入口に短パンはダメと表示してあり40歳くらいの白
人の観光客男性が「長いズボンを5ユーロでどうか」と言われたが無視をして更に奥へ行くと、検査
を伴う入口があり、折角イタリアまで来たのだから是非見たいと思い、無視して進もうとするが入場
させてくれない。ここに「長いズボン4ユーロ」でどうかと女性が声をかけてきたので、少し高いのと、前では5ユーロだったのだがおかしい思いながら4ユーロで長ズボンを入手した入口を通ってサン
ピエロ寺院に入り見学を終わって出てきたが、長ズボンの引き取り手がいないので、これは買
わされたと気づき、この長ズボンを持って歩くのも邪魔になると思い、別の者に売ることにした。
そこでサンピエロ寺院に入るために並んでいる短パンの人に速く売ろうとして3ユーロに値段を
決めて売りにいった。まず短パンをはいた日本人最前列からを捜したがいなかったが、家族連
の中国がいたので短パン禁止をジェスチャーで訴え、3ユーロと発音し交渉した。中国人は3人
連れなのでズボンが3本まとまれば買うといったが、1本しかないため話がまとまらなかった。
あとは同じ方法で白人に売りにいったが相手にされなかつた。
 「3ユーロ」といいながら並んでいる人の脇を歩きながら、俺はイタリアに来てなにをやっているの
 か・海外で物を売るのは難しいなあと思いながらやっていたが、最後あまり反応がないので長
 ズボンをゴミ箱に捨てて次ぎの観光地(ナヴォーナ広場・トレヴィの泉)に移動した。 

・ヴァチカン2
 サンピエロ寺院の中は、フィレンツェのドゥオーモ(教会)と違い屋上に行くのに途中までエレベータ
を利用できたが、体を斜めに曲げないと登れない道などがあり結構歩きづらい。屋上からの景
色はサン・ピエトロ広場を見えたりし景色自体は、非常に整然としていたが、屋上から降りる
途中、18歳くらいの中国人らしき女性がマジックインキをだしいたずら書きをしょうとしていたの
で「ドキッ」とし何も注意しないできたが。あとで娘に話をするとイタリア人は日本人と朝鮮人・中
国人の区別がつかず全部日本人のせいにされるそうだ、本当に複雑な問題だ。
  地上におりサンピエロ寺院の中に入ると、絵画や有名彫刻がたくさんあり観光客の中にはその
前で同行者に説明をしている人・拝んでいる人もいたが立派な芸術品だとわかるが、本当の価値
がよく分からない。ただ、この建物で天井からの採光が下まで差し込むような設計になっていて光が暗い建物全体に帯状に天井からの差し込むようすは神秘的であり荘厳さを強く感じた。

          ヴァチカン・サンピエロ寺院の内部
     
                                                           

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