六本木周辺 後編     2015.09.30  天笠 富夫


 

 六本木交差点より、乃木坂方面に向かう、道路より右側に東京ミッドタウンがある、

東京ミッドタウンは、タワービルを中心に複数のビルで構成されている、タワービルは

階数54階(高さ248メートル)都内で一番高いビルらしい。中の施設の構成は、六

本木ヒルズと同じように、オフィス・ホテル・美術館・各種商業施設で構成されている。

 

東京ミッドタウン

 

<参考  東京ミッドタウン周辺について>

  江戸時代に毛利家の下屋敷があった場所で、明治の時代陸軍の

  駐屯地になった。、終戦後は、米軍将校の宿舎になり、その後日本に返還

され防衛庁の檜町駐屯地といわれていた。

 

乃木坂方向更に向かって行くと、旧陸軍歩兵第三連隊の駐屯地があった場所に、政策

研究大学院大学と国立新美術館が建てられている。

 

政策研究大学院大学

 

政策研究大学院大学は、学生として外人が多く、高度な政策研究を目的とした大学院で

小さいが、雰囲気的にも落ちついている、これも時代の要請で造られたものだと

思われる。

 

国立新美術館は、日本で5番目の国立美術館で、2007年に開館、延べ床面積は

美術館で日本一広いとの事でした。

 

その後、乃木神社の脇を通り、地下鉄の乃木坂駅より帰った。

 

現在の六本木は、年間4、400万人が利用している、六本木ヒルズ、年間3、500

万人が利用している、東京ミッドタウンがある上に、周りに更に新たにビルが建造中のビ

ルもありすごい勢いで変化していくのに驚く。

 

この街は繁華街だけでなく、たとえば、美術館としても、六本木ヒルズの森美術館・東

京ミッドタウンのサントリー美術館・国立新美術館などが集中的にあり何か文化を発信

している場所のように感じた。

 

国立新美術館

 

皆さんも、折りがあったら、リニュアルした都内見物も刺激があって良いものですよ!

 

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                              2015.09.03

 

<追記>

  乃木坂で、思い出すのは、乃木神社の前の広い道路に面した所に、土地を持った

友人を思い出す、バブルがはじける前に、大手不動産屋の勧めにより10階建ての

ビルを造り、ものすごく羽振りが良かった。

 

二回りも年齢の違う若い奥さんをもらい、毎日楽しくてしょうがないと言ってい

たが、25年ほど前のバフル崩壊で、借金が払えなくなり、大手不動産屋に建物

を差し押さえられ、それでも不動産屋より、生活費を支給されていたと言うが、

今はどうなっているか分からない。 

 

  久しぶりに乃木坂に来たので、寄ってみたら、ビルの名前は変わっていたが、

  建物は存在していた、ともかくうまい話に乗らずに、自分の実力で生活するのが

  一番だと思った。