星のや東京 17.02.20 天笠 富夫 泊まりたい宿NO1.星野リゾートというテレビ番組を見ていると、東京駅の 近くにある、「星のや東京」を取り上げていた、その中で温泉もあるが、伊勢の 賢島にあったような、無料で自由に飲めるようなゲストラウンジが放映されて いた。
旅行をしたいが、遠くに行けず、ストレスが高まっていたので、本当の近場な ので、調べて、直接宿泊の予約をとった。
当日、東京駅丸の内側で降りると、また何か工事をしている、2020年オリンピッ クのための工事らしい、いつまでも東京駅は変化し続けて未完成なのかもしれない。
工事中の東京駅
駅前の丸ビルの案内場で「星のや野東京」の場所を聞くと、東京駅の前にある通を 左側にそって、行くと大手町駅につく、この駅の裏側にあるらしい、ともかく大手 町に向かって歩く、信託銀行・証券会社・IT企業が目に付く、
ビルの工事・道路・橋の工事など至る所工事が多く、このような金融街の所に温泉 つきのホテルがあるのは、少し違和感がある。場所は、案内板も出ておらず、分かり づらく、大きなビルの裏にあった。
出入口は、「星のや東京」のロゴマークが小さく表示されていて、入って行くと玄関 に若い男の下足番が3人いて、案内をしていた、ここは、日本の旅館のように玄関の 入口で靴をぬがされる、外人にたいしても同じようにして、日本式を意識させている みたいだ。
内部から玄関口を見る
脱いだ靴は、下足番が整理し、保管してくれる。玄関からフロアーに上がっていく、 床をみると畳のような床と、通路は、竹を編み上げた壁になっている、どうもこの 竹の壁の中に下駄箱があるみたいで、どこに履き物が保存されているか分からない。
ですから、外出する時は、下足番経由でなければ外出もできない仕組みだ。
女性が出てきて、玄関よりエレベーターで宿泊階のラウンジまで案内され、8人くら い座れる大きな楕円型の大きなテーフルがあった。そこで、ほうじ茶で接待された、 ここでパンフレットにそって旅館の説明を受けた、その後部屋に案内された。
<旅館の設備の説明> 17階建てで84室あり、1F玄関、2Fフロント、 3〜16Fに各階にラウンジが設置されている。 17F温泉
宿泊場所の部屋は和風、床は畳、畳の上に低いベツトがあり、窓際は障子になって いた、障子を開けて外を見ると、前のビルの内部にある事務所の一部が見える、窓 際には管理者が座り、奥には部下の机が見られる、本当にビジネス街にある旅館だ と痛感した。
室内 和風
障子を開けると、ビジネス街
また、星野リゾートは、非日常と静けさを求めるため、原則的にテレビとか時計の 設置はしないが、「星のや東京」は、都心にあるため、目立たないように、鏡の中 にテレビは、設置されていて、スイッチをいれなければ分からない、スイッチを入 れると鏡の一部がテレビになる。
鏡の中のテレビ 相撲をやっていた
部屋の中で落ち着いたので、17Fにある温泉にいく、他に客はいない。温泉に入 る、色は緑茶色で、浴槽は2つあり、奥の浴槽は、天井まで吹き抜けになっていた。 温質は塩分が入っているかんじで、最初ぬるく感じたが良く温まる良いお湯だ。
浴槽の湯
露天を意識した吹き抜け
夕食は予約制で、5名しか予約ができないという、娘夫婦が旅館に興味がてら来て、 外で夕食をした。(玄関経由で、下足番に依頼し靴を準備してもらう)
朝食はラウンジでみそ汁とおにぎりと漬け物のセットが準備され、食べた後チエ ックアウトした。
この旅館の感想は、温泉もすばらしいが、旅館の中に入ると、外の喧騒がなくなり、 何も音がしない静かな空間が得られる、都会の中で珍しい、どうも下足番は、一晩 中起きていて入退出に備えているようだ。
また、この旅館で気になったこと、旅館のパンフレットに、近隣の「古地図歩き」 があったので、申し込むと連泊でないとダメとの事でした、とってつけたような断 り方で、制限事項があるなら含めて記載をしてほしい。
楽しみにしていた、ゲストラウンジの飲食は、利用者も居ない。よく、考えてみる と、自由度がなく、旅館の従業員と客の間隔が近すぎて、お客へのサービスが、監 視されているような気になり、賢島で感じたような解放感がえられなかった。
この件はアアンケート用紙があれば、記入したかつた、でも、その他は、「都内の一 泊の旅」として、楽しい体験をしました。
星のやのマーク
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