福島市 岩谷観音  2016.07.10 天笠 富夫

 

 山形の峠駅周辺の温泉を訪ねる旅の途中、時間調整のため、福島駅で途中下車する、

降りると駅員が10名ほど並んで歓迎をしてくれたが、ただ並んでいるだけで、何か

こころを動かせるものはなかった。

 

観光として、福島市に降りて回った事はなく、特にみたいものもないので、改札口の

近くにある、観光案内所に行き、2時間ぐらいで、どっか良い観光地があるか紹介し

てもらった。

 

観光案内図のパンフレットを見せながら、紹介された所は御倉邸(旧日本銀行福島支

店長役宅)と駅を中心として反対側にある、古関裕而記念館と岩谷観音です、方向は

逆なので、古関裕而記念館と岩谷観音の方向にバスで行くことにした

 

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バスを降りたが、古関裕而は、名前は聞いた事があるが、作曲した曲がわからない

し、案内板もはっきりしないし、興味もわからなかったので、パスをして、岩谷観音

に向かった。

 

こちらの方は、案内版はあるが、複数の方向を指示していた、そばに通ったオバサン

に聞くと、地元の人らしいが、方向は示すが、どこが入口がわからず、最後に「近く

にいったら、もう一度聞いて下さい」と非常に曖昧である。

 

ひとつ案内版に従い、山道を入っていくと、墓地になってしまった、道路工事をやっ

ている人に再度聞いて、やっと方向が分かった。

 

ともかく親切なのかもしれないが、複数の違った方向の案内版だけはやめてもらいたい。

岩谷観音は、思っていた小さなものでしたが、ひっそりただづみ、風化に耐えて並んで

いました、味わいのある崖に刻まれた仏さま群でした。

<岩谷観音の歴史>

 平安時代末期に、豪族伊賀目が聖観音を安置したのが始まりといわれている。

 

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帰りに駅に戻り福島ラーメン・円盤餃子を食べる、ラーメンはあまり美味しいと思わ

なかったが量が多いのに閉口しました。

 

福島市の全体的印象、観光地として、歓迎するのは良いが、どこを見せたいのか、何

をたべさせたいのか、みんな中途半端な気がした。

 

                            ―――END―――

                             2016.05.13

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