高尾山 (久しぶりの高尾山) 

                                            2015.08.10  天笠 富夫

 

 毎年6〜7回行っていた高尾山、なぜか、ここ8年ほどなぜか行っていない、その

上、京王電鉄が、駅の近くで温泉を掘って、今年の秋に開業する話しなどが伝わっ

てきた。休日には、大勢の人が押し寄せて、人を見に行くような気がして、全然行か

なかった。

 

東京は、35度と暑いが、平日なので高尾山になんとなく、行ってみたくなり意を決

して高尾山に行った。

 

京王線で高尾山口駅で降りたところ、驚いた、駅の構内は、木製の壁に変わっていて、

駅の出入口の天井を含めて、木目を主体としてまとめてあった。(後で調べてみると

有名な建築家 隈研吾氏が設計したみたいです) ともかく駅の雰囲気が随分変わって

きた。

工事中の休憩場

 

高尾山口駅の改札口

 

 

高尾山口駅

 

 

また、むかし駅の裏側にあった駐車場の場所に、京王電鉄が温泉付きの大きな建物の

ある休憩場を造っていた。歩くコースとして久しぶりなので、初心者コースのケーブル

で登り、寺の薬王院に行き、駅まで歩いて戻るようにした。

 

平日で、暑いせいか、観光客が少なくゆっくり見物できた、ケーブルも待つこともなく、

すぐ乗れ、好きな位置に座ることができ、ゆったりと写真を撮ることができた。

 

 

山頂駅から、大きなタコ杉を見ながら、浄心門を経由すると、朱色の燈が道に沿って

並べられていた道を進むと、薬王院に行く道として、男坂と女坂への分岐点にきた、

108段の階段であるが男坂に登っていった、やっと階段を登り切ると、

 

左側に杉並木、右側には、杉苗の寄付者の看板がずっと掲示されていたが、看板の

間に「十善戒の看板」があり、しゃれた言葉が書いてあると感心したが、反面これを

全部否定して行動すると、外国のどこかの国を思い出すのは、私だけだろうか。

 

 

十善戒

 

そんな事を考えながら、杉並木に沿って登っていくと、薬王院の山門に着いた、

山門をくぐると天狗の像もあったが、「願叶輪潜」という石物いうものが、目についた、

これは、この場所でなく、複数の場所におかれていた。

 

  <「願叶輪潜」ねがいがかなうくぐり>

     石の構造物の中に輪が開いており、そこを潜りながら願うと叶うという

 

願叶輪潜

 

今日はお客が少ないため、お守りや土産を売っている売店の雰囲気をゆったり見る

ことができる。

 

薬王院の売店

 

売店のある通り階段を登ると本堂がある、この脇にある階段を登っていくと、なぜか

神社のシンボルマークの社(やしろ)がある、更に奥に行くと奥の院に出る。

 

本堂

 

ここより同じ道を戻り、ケーブル駅より、自然研究路1号路を歩いて高尾山口駅にで

て電車で帰った、途中の路は、清掃が徹底していて、ゴミ一つ落ちていないのに感心した。

 

<後記>

   久しぶり、歩いた、足がガクガク 汗がすごい勢いででる、運動不足を痛感さ

れる、何かの対策が必要だ。

 

私の友人に毎月20日ほど健康のために、高尾山を登っていると人がいる、

往く回数が多いため、とうとう電車の定期を購入し通っていると言って、

行くたびに薬王院で朱印帳に記帳してもらってきている、

 

その朱印帳をみせてくれた、本当に継続することは、すばらしい。

 

                      ―――END――――

                        2015.07.27    

 

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