花の近旅・夢の島・月島 2012.04.30 天笠 富夫 花の近旅も今回で4回目、参加者も減っていく中で、今年はどうしょうかと迷って いましたが、「今年もやりましょう、」と後押しされ4人で実施する事にした。
今回のテーマは、2月12日に開通した新スボット「東京ゲートブリッジ」と夢の島 にある熱帯植物館を中心に行く事を描いて、詳しく調べないで実施した。出発は京王 線新宿駅西口より始まる、JR新宿より「りんかい線」に乗り、お台場の国際展示場駅 の隣りにある東雲(しののめ)で下車して新木場方向に歩き始めた。
線路に沿って歩いて行くと、道は良いが歩いている人もいない、ただ車の通行量が多く 、コンクリートの塊が目に付きすぎて、歩くのが苦になる。15分ほど歩いていくと、 左手に森が見えてきたので、左手方向に曲がり森の中に入っていた、森の中に地下鉄の 辰巳駅があり、辰巳の森緑道という名の道がずっと続いていた。
この緑道をずっとすすんで行くと、スカイツリーが見え、歩く場所が変わると、見える 位置も変わり面白い、足元は東京湾の埋め立地で、いたるところに東京湾が入り組んで いる、30分も並木道を歩いて行くと、辰巳の森緑道から、夢の島緑道に入る。 すると人通りも多くなり、道路一杯に家族づれの人達が、年代別・距離別にゼッケンで 分けてマラソン大会をやっていた、走る人・応援する人も休日らしく非常に多く盛況で あった。夢の島は前に来た事があったが、場所はすっかり忘れていた、昔は夢の島とい われゴミを集め埋め立てた島であったが、今では島という意識もない。
樹木も大きくなり、周りを見渡しても、建物も見えなくなり熱帯植物館の位置がわから なくなってしまったので、マラソンの関係者に位置を聞きながら、熱帯植物館にやっと たどりついた。
熱帯植物館は少し古くなったが中味はあまり変わっていなかった、熱帯の植物と人工的 に造った滝が印象的であり、いつ見ても素晴らしいものだ、大きく変わったのは、仲間 を含めて年齢が65歳を越えて入場料が半額になった事だ。(喜んでよいのですかね!)
熱帯植物館をでて。新木場駅に向かう、駅前に近づくと、賑やかになり、昔ひっそり建 っていたNECソフトウェアの会社でさえも大きくなり、ビルが一棟増設されていた。 時間をみると12時30分だ、「東京ゲートブリッジ」は、ここから歩いて1時間ぐらい かかりそうだ、仲間の歩き方をみるぼちぼち限界そうなので、本来の目的地「東京ゲー トブリッジ」をあきらめて、月島へ「もんじゃ焼き」を食べるために地下鉄で向かう事 にした。
月島駅で降りて地上に出ても「もんじゃ焼き屋」はみつからない、ガソリンスタンドの 店員に聞き場所がわかった。その場所は道路を中心に右と左に「もんじゃ焼き屋」が軒を つらねていた、中には外まで行列しているところ、全然お客が並んでいない店等があり どこに入って良いかわからなかった。
行列して待つ気にもならなかったので、少しだけお客が待っている店で風月という店に 入った、すると2階に上がってくださいとの事で2階に行った、ぎっしり満員で小さな 座布団に座らせられた。飲み物の選択はできるがメニューを見ても何を選んで良いかわ からない、ここの主人らしき人に相談をして、評判の良い物をえらんでもらった。
隣りでは夫婦で来ているらしく、旦那が一生懸命「もんじゃ焼き」を自己流で焼いている、 こちらでは頼んだ「もんじゃの材料」がきたが、作り方がわからない、さきほどの主人に 作り方を聞くと、見本に一つ作ってもらった、すると隣りの自己流で焼いて旦那は、じ つと作り方をみている。やっぱり分からない事は分からないというのが一番良いのかも しれない。
2つめの「もんじゃ焼き」を作る時、仲間のMさんがみんなに激励され作る、前に聞い たように油を鉄板に引いて、「もんじゃの材料」の上の部分だけを、鉄板の上にのせ焼 き、「もんじゃの材料」から、キャベツを中心とした野菜をとりだし鉄板の上でよく焼 き、その野菜で真ん中を空け土手を作り、「もんじゃの材料」から残った小麦粉をとかし た液体を土手の真ん中流し込み、鉄板で焼くとできあがる。
作ったものは、作り方が良かったのか、素材が良かったのか分からないが、非常に美味 しい、このように「もんじゃ焼き」で今回の花旅はおわった。
<追記> 月島の「もんじゃ焼き」の店は分かる限りで60軒(?)ぐらいありました、花は あまり紹介していませんでしたが、緑道に沿い、いろいろありました、代表的なも のは熱帯植物館です。 また東京湾の埋め立て地もだいぶ整備されてきた、たまにはお台場から少し離れた 場所の散策する事をお勧めします。 ――――END――― |