二回目の中国(広州)の旅・前編 2012.01.14
――――――――――――――1日目(東京から広州)―――――――――――――― 東京は4〜5度Cぐらいジャンパーの下に厚手のセーターを着てちょうど良い、この 寒い中、新宿発5時45分のスカイライナーで成田に向かう、成田第二ターミナルへ7 時15分に着き、9時35分成田第二ターミナル93ゲートよりJAL広州行きに乗る 4時間30分で広州に到着。
広州と日本との時間差は1時間ちょうど1時間前に戻る、気温は20度Cくらい、厚手の 服が邪魔になるくらいだ、荷物の受け渡し、出国手続きで小1時間かかり、出口に出ると 息子夫婦が迎えにきていた。宿泊先は前回と同じホテルでハヤットです。
ホテルに着いて荷物を置き、広州で一番ブランド品の多いみせ「太古ヘリー」という店 に連れて行ってもらった、ビルの中には木の切り株を意識したディスプレイもあり、し ゃれていた。ここの中の中華料理屋に個室の予約を取ってくれていた。前回の時食べた 脂っこい広州料理でなく、アッサリ目の上海料理を出してくれた。料理は野菜と魚介類 が中心でさっぱりしておいしかつた、ちょうど日本に進出している一般的な中華料理の ようだ、帰り際外で店を見ると人気があるみたいで行列ができ並んでいた。 ホテルに帰ると、年末なのでNHKで紅白歌合戦をやっていたが、明日は早いので私は 見ずに寝てしまった、ホテルの近くの広場では、年末にかかわらず、一晩中工事をやっ ていてクレーン等の音が上がってきて気になった。
――――――――――――2日目(広州から香港)―――――――――――――――― 午前8時19分発の香港行きの高速列車で香港(九龍)へ行くために、1時間前にタク シーで広州東駅に行く、駅に着いて周りを見ると、円筒形のドーム型の体育館みたいで、 なんとなくほこりぽい、汚くて冷たい感じのする駅だ、ガラス窓ひとつとっても掃除を していなくて、どこか中古の倉庫みたいだ。
駅に入りエスカレーターに乗り2階に行き、ベンチで座って待っていると、列車の搭乗 を開始した、中国からみて香港は一応出国になり、国際線の飛行機と同じように出入国証 ・手荷物検査が入る、特に金属性の物に関してチエックをきつくやっていた。
香港行きの列車は一応新幹線になっているが、他に新線がありもっと速い列車もあるみ たいだが、乗り換えが必要みたいので今回は利用していない。駅の構内に入り、列車に 乗る時また、キップの検査をする別の女性がいる、列車に乗るまで随分人手がかかって いるがサービスは今ひとつ足りない。
走りだし、感覚で速度をみるとJRの特急ぐらいの速さである、この列車の中で印象的 だったのは、女性の販売員が焼き肉の塊を売りにきていた、肉は何の肉だか知らない が、焼いてばっかりらしく匂いのするものを切って販売していてまた買う人もいた。
国境を越えて香港に入ると、漢字の字が変わってきて、日本の旧文字(例 広→廣)が 使用されていて、駅をみると清掃が行き届いているのがわかる。
列車は一段とおそくなってきた、乗車してから3時間後香港駅に着いた、香港駅での入 国チエックは日本並みでそんなに厳しくない、市内を歩く、看板が道路にせり出しりし ていて、新宿並の人だ、ここで予約をしてある、日本の寿司屋に行く、名前は「見城」、 この店の店長は、以前行った事のある神田の寿司屋の店長の紹介だ。
店は純和風、日本のチヨット高級な寿司屋と同じである、来ている客も日本人ばかり で、転勤者・出張してきた者の溜まり場になっていた、入るとすぐに「新年おめでと うございます」と挨拶された、ここでお好み寿司を頼んだ、寿司は8缶に巻物一巻きが セットになっていて、内容は自分で選択できる、それに付け出し(正月らしく、カマボコ ・煮物・数の子など)と餅が入った汁物がついていた。
味はへたな日本の寿司屋よりおいしい、どうも材料は日本の築地市場から直接仕入れて いるみたいである。この店は店長他4人で寿司を握っていた、店長は日本人で、少し気 が短そうだが日本語しか使わないが、それで充分やっていけるようだ。
ここを出て市内観光をする、歴史的物もあるのだろうが、調査不足のせいか、主にショ ピング街に行く、確かに香港は関税がなく安いらしいが、私は、昔から高級品を見ても 欲しいとは思わない、そもそもあまり価値がわからないので、品物を見てもあんまり興 味がわかない困った性格だ。
比較的広い道路に出ると一月元旦なので香港は新正月でやる面もあるらしく、獅子だと 思われる縫いぐるみを被って、パレードをしていた、今年は辰年なので、複数の人が、 龍が飛んでいるよう舞いながら棒で支えたりしたりして行進をしていた、やっぱりこれ が香港の風物詩なのかもしれない。
パレードで道が混んでいたので船で、香港島に渡った、気がついたのだが広場に、フィ リッピンの女性がたむろしていた、その数200人くらい、なぜだかと言うと彼女達は お手伝いさんで、休日のたびに集まってきて、食べ物を持ち寄り、食事をしたり、仲間 と会話をして楽しんでいた。(後で考えると他のグループもあるので4、000人ほどい
そう)海をゆっくり見て休み、2階バスに乗って20分ぐらい行き先は分からなかったが、 飲茶で有名なディタィフォンに向かった、そこも賑やかな場所であり、ともかく人が沢 山移動していた、ディタィフォンでは小籠包等をたべた、ここは開かれている店らしく 白人などもお客として多くきていた。
帰りは、ここより香港(九龍)に戻り、スーパーのJASCOに寄ってみる、JASC Oはイオングループの会社であり日本ではあまり見られなかったが、中国の大きな都市 には大型スーパーとして繁盛している。日本の大きなデパートの食品売り場ぐらいの面 積があり、商品は日本製の物・中国製の高級な物を中心に販売している、お金さえ出せ ば日本同等のサービスを受けられる。利用者は日本人他現地の比較的裕福な人が利用し ている。
帰りは、予約しておいた車で香港(九龍)より広州のホテルに向かう、予定、香港の夜 景を堪能できなかったが、ビルに照らし出された、光のディスプレイを見ながら香港を 出た、車が走り始め1時間中国との国境にきた、香港の出国証とパスポートを確認後す ぐに、中国の入国審査だ、中国の審査を受ける前に運転手は、
車のトランクを開け荷物が調べられるような体制をとつた、中国ではパスポートの写真 と乗車してきた人を一人一人確認し許可をしていた、ここで気がついたのは香港の審査 管の柔和さと、中国の審査管の「上の目目線」に硬直さを感じた、体制が違うと表情に までてくるのだと感じた、更に2時間かけホテルに戻る。 ―――END―――― |