水上温泉の旅 2011.09.25 天笠 富夫
――――――――――――――は じ め に――――――――――――――――――― 今回は家族旅行です、場所は水上、新幹線の無い時代、上野駅からJR上越線経由で 新潟に行く途中で通過したことがあったが、一度も降りた事はなかった、JRの観光案 内のパンフレットを見ると、谷川岳の一の倉沢を背景に蒸気機関車が写っていたのが印 象的です。
通常、水上駅に行くのは、上越新幹線で上毛高原駅経由しバスで入るのが一般的なコー スのようですが、勝手読みをして、東京駅から高崎まで新幹線で行き、高崎駅から水上 駅までの間を蒸気機関車に乗って行く計画でしたが、8月は毎日、9月は土日にしか蒸 気機関車が運転されないとの事で、月曜日出発の私達には、蒸気機関車の予約はとれな かったが、別の時間の列車で高崎駅経由して水上駅に行くことにした。
―――――――――――――――水上市内・ホテル――――――――――――――――― 午後0時10分昼時に水上駅で降りると、バスターミナルと全国どこにもありそうな「 みやげ物屋」を兼ねた食堂があり、その店を見ると、食欲もそそらないので、観光案内 所で地図をもらい、列車の線路に沿って戻りながら、水上温泉街の中心の方向に歩いて 行くことにした、しばらく行くと橋があり川を見ると、泥が混ざった濁流であった、川 の名前を後で調べてみると利根川でした。
駅前商店街
橋を渡ると温泉街の中心部らしいが、店も閉じている店も多く、昼間から歩っている人 も少ない、やっと開いている蕎麦屋を見つけ入り昼食をとる、店から外に出ると私達と 同様に昼食をとる場所を捜している観光客もいたが、特に見応えのある場所もないので 駅に戻りホテルの迎えの車で早めにホテルに入った。
ホテルは幅2メートル位な小さな川の側にあり、谷になっており4階に玄関があり、各 部屋は1〜3階にあり、客室に行くのは降りていくような設計になっていた。このホテ ルは友人と良く利用するホテルより少し高級かもしれない。どこのホテルでも良い私に はあまり気にならないが、細かなサービスこだわる人には良いホテルかもしれない。
まずフロントでの案内で、枕はどれにしますかと言われ6種類提示された、堅いもの素 材が違うものなどがあったが、イビキ防止用の枕を押しつけられ決めた。部屋着として 作務衣(サムイ)と浴衣が準備され大きさ最初から大・中・小準備され選択するように なっていた、食事は、本当は面倒くさくないバイキング方がよいのですが、夕・朝共に 部屋食である、今日は中秋の名月らしく、箸置きものうさぎの模様があったりし季節感 をとり入れてお客をもてなすのも大変だ。
ホテル内
――――――――――――――――谷川岳――――――――――――――――――― 翌日天気は良い、ホテルの車で水上駅まで送ってもらい、駅より、バスに乗り谷川岳ロ ープウェイ乗り場の土合口駅に行く、ここより頻繁に出るロープウェイで600メート ル登った天神平駅(1、319メートル)に着く、さすがに景色が大きくなる、朝日岳 の雄大さがよくみえ感動する。
天神平駅より、更に高く登るためリフトを利用し天神峠駅(1.502メートル)に向 かう、天神峠駅に着くと四方がよく見える、快晴とは言わないが晴れでまわりは比較的 よく見える、写真を撮るには難しそうだが、富士山らしき山がかすかに見える。
朝日岳
ここから谷川岳山頂までの尾根道が所々見える、頂上まで3キロメートルらしいが、3 時間ぐらいかかりそうな気がする、谷川岳に登る気は最初からなかったので、見ている だけで充分だ、また谷川岳には、別の機会に、遭難事故で有名だった一の倉沢がよく見 える一の倉沢出合に行ってみたいと思っている。
同じルートで戻り、土合口駅よりバスに乗り新幹線のでる上毛高原経由で東京に帰った。
谷川岳
――――――――――――――お わ り に―――――――――――――――――― これで遅い夏休みは終わった、ホテルの従業員に聞いたところ、例年は9月になると客 足がかなり落ちるが、今年は客が落ちていない、これは東北震災で東北へ行く客が近間 の水上に回ってきたのかもしれないと言っていた、今年は、まだいろんな事が起きそう な気がする、お互い気をつけましよう!
――――END――――
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