中国(広州市)の旅 後編 2011.2.18 天笠 富夫
――――――――――――――――3日目――――――――――――――――――――― 今日は、息子夫婦の住まいと、その周辺を案内してもらう。
[飲茶(ヤム茶)] 朝早く、ヤム茶に案内するから、朝食はあまり食べないほうが良いと、言われ、ホテルで 朝食は少し少なめにした、10時45分頃息子夫婦にヤム茶をやっている中華料理屋に案 内してもらった、ホテルより徒歩15分広州タワーの近くにある、予約ができない、しか も昼間しかヤム茶をやっていないそうだ、店は珠江河のそば10階ぐらいの建物の2階 にあった。
ヤム茶とは広東省で、はやつており、朝から昼にかけて、お茶をのみながら点心(餃子 ・小籠包・饅頭など)をたべる習慣があり、そこに連れていってもらった、階段を上が ると3つほどの円卓テーブルがあり、ヤム茶を提供していた、2席はお客が入ってい た、一組は5〜6人の家族連れで、おじいさん・息子夫婦・子供と3世代の客であっ た、もう一組は60歳くらいの年配者の集団であった、中国語で話しているため意味が わからない。
やむ茶の点心は蒸かしているものが多く、油濃くないため、他の広東料理の高級品より 口に合う。たとえば餃子はエビがはいっており、さっぱりして、こりこりしておいしい。 ヤム茶の後は10分ほど歩いて足裏マッサージにつれていかれた。
[足裏マッサージ] そもそも、足の具合が悪いとき病院でマッサージを受けた事はあるが、マッサージなんか 受けた事はない、あまり気がのらないが、みんながすると言うのでやってみた。
店に入ると、食事をする場所を通り抜け店の奥へ行く、柔らかい椅子と足を乗せる台が SETされ、各自靴下を取り、ズボンの裾をめくりあげて待っていると、女性のマッサ ージ師がフルーツのセツトを持って現れた。
その後桶のようなものを持ってきて桶に足を入れろという、足を入れると熱いお湯が入 っており、底の方に熱くて堅い物があった。桶に足を入れながら頭の上からマッサージ が始まった、頭から首をマッサージしているとき、右の首のあたりを集中してやっていた。
背中に移りゲンコツでゴリゴリすると痛い所があった、そこがツボなのかもしれない、 やがてマッサージする場所が手から足に移っていく、桶から足を出しそして足のマッサ ージが始まった、マッサージ師が何か言っている、もう少し力を抜いて楽にして下さい と注意された。(中国語で言っているのを息子が日本語に訳してくれた)
足のマッサージは、去年痛めたヒザの左足に時間をかけてマッサージをしていた、調子 が悪いところがわかるのかもしれない、マッサージの料金は日本と比較しかなり安いみ たいだ。(値段の確認はしてこなかった)
だがマッサージした後とする前であまり体調に変化しないため日本に帰ってもマッサージ は多分しないと思うが、マッサージを受けた体験を大切にしたい。
最後に変わったトイレがあったので写真をとってきた。
[バーベキュ] 足裏マッサージ終了後、息子夫婦の家に行く、家は珠江河の中州(小島)の公園 の端にあり、その一体を塀で覆いその中に60所帯ぐらい人達が生活している、そこに 入るには、24時間ガードマンがいて守られている。その塀の中には公園・プール・集 会場などに共有に使える場所などがあった。
部屋は、1階と2階で、かなり広く会社で借りてくれたそうだ、家の中のテレビを見る とインターネット接続になっており、画像はあまり良くないが、日本の民営放送を含め て全部受信でき、中国の富裕層の人もインターネット経由で受信をしているそうだ。
この家の庭でバーベキュをした、ビール・ワインを飲みながら肉・野菜を金網で焼く、 でも最後に出たご飯が一番おいしかった、日本人だと確認した。
[買い物 JUSCO] バーベキュが終わり、この旅行中何度も飲んだ、中国のお茶と急須を求めて、広州市の 繁華街に行く、そこは日本のスーパーJUSCOが進出していた、午後9時30分( 午後10時閉店)にかかわらず、土曜日のせいかすごい人に驚く、日本では見られない 混み具合だ、まるで日本で福袋を売る時の混み具合だ、中国の活気を感じた。急須と お茶を購入してホテルに戻る。
―――――――――――――――最終日――――――――――――――――――――― [ホテル] 午後0時の迎えが来るまで時間があるので、ホテルの周りを散策しようと思っていたが あいにく雨がふりはじめ外出はあきらめて。午後0時に迎え来て、空港に出発した。
[出国手続き] 空港で荷物を預け、出国手続き、手荷物にPCはないかと確認された、中には呼び出し をされ別室に連れて行かれた人が2名もいた、出国するまで気になる国だ、午後3時3 0分広州を発ち成田に向かう。
広州タワー
――――――――――――――――おわりに―――――――――――――――――――― 今回の旅は、ホテル及び移動手段も良く、足が地につかないで富裕層的体験をさせても らいました、収入の格差がもたらす夢の世界のようなものです。また印象的だったのは、 仏教のルーツが見られた事でした、ともかくみんなのお陰で楽しい旅ができました。
――――――END―――――
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