湯河原・公営の宿(09年度囲碁合宿) 09.07.03 天笠 富夫 ―――――――――――――――はじめに―――――――――――――――――――――――――――――――― 碁合宿の場所は過去に何度も公営設備を利用してきました、最近は民間経営の宿泊先の方が対応が柔軟なため民間経営の宿泊先を利用するようにしていた、今回は結果的に公営の宿泊先を使うようになってしまったが、利用してみて公営と民間の差で気になる面が多々あったので書いてみた。 ―――――――――――――――合宿場所の選定――――――――――――――――――――――――――――― 合宿は毎年6月の第二土曜日から日曜日にかけて行われる、場所は土曜日にかかわらず宿泊料金の安いところで、東京(調布)から車で2時間半以内、囲碁をする時間を長くするため、チェツクインの時間が午後2時まで可能な場所を毎年選んでいる、今年は箱根強羅 を狙っていましたが、4ケ月前に申し込んでも一杯で、急遽湯河原に場所を変更しホームページで予約をした、名前は「グリンパル湯河原」だ、名前として随分堅そう名前だと感じていた、予約後一ケ月たっても宿泊先の案内など送って来ない、予約センターに問合せ 電話番号を聞き直接宿泊先に連絡をして催促すると、謝るわけでもなく案内状をこれから送るとの事、何かお役所仕事の感じがする、従来は10名の予約が入れば必ず宿泊先から連絡がきていた、こちらは囲碁をやるので午後2時にチェツクインしますと言うと電話に でたフロントの者はわかりましたと言う、どんな風に分かったのかよくわからない、1週間後案内状が届いたホームページに掲載されていなかつたが、頭に「財団法人 東京消防協会 グリンパル湯河原」と印刷されていた、やつばり公務員の天下り団体が経営してい る場所だったが、対応に不安を感じながら宿泊先を変更する元気もないため、そのまま実行した。
――――――――――――――――囲碁合宿――――――――――――――――――――――――――――――― 調布出発10名の予定が体調不良1名・仕事が入り長崎まで車で行くことになったSさんを除き、結局、参加者は8名になった、宿泊先は湯河原駅を経由し奥湯河原の途中、バス停の駅理想郷より右手の坂道を上がった所にあり、建物も景観も立派で申し分がない、 フロントに行くと碁盤の準備をしてくれて部屋に案内してくれた、一応東京から碁盤を用意してきたが、宿泊先で準備できるならそのように言ってほしかった、客室は204〜206の三部屋借りていて、各部屋の人数の割り振りを依頼した後、206号室に碁盤を集 め、囲碁合宿恒例の総当たり戦を開始した。やがて午後6時になり夕食時間になり、夕食場所として別室がとられていた、隣の部屋は30歳過ぎの者が7〜8名でコンパニオンの女性(2名)付きで宴会をやっていたが特に騒ぐ様子もなく静かであった、こちらではい つものようにビールを飲み近況の話をしたり、囲碁の勝負の内容の話をしていた。夕食後囲碁の勝負を中断し蛍を見に行く事にした、宿泊先から坂道を降り、バス停の理想郷の近くの千歳川に沿いに蛍が見えるということで見にいった、よく見ると対岸の木の暗がりに 黄色く光っている蛍が見えるが、暗がりで蛍全体は見えず、その上観光客20名ぐらいの観光客のいるこちらの方には飛んで来なかったのでガッカリした。(写真はうまく撮れなかった)その後宿泊先に戻り囲碁大会を再会し、10時頃終了した、寝る時布団を確認する と指示した人数通りにひかれておらず又混乱した、翌日朝食後囲碁大会表彰を行い一路東京へ帰り合宿は終了した。
――――――――――――――――おわりに――――――――――――――――――――――――――――――― 今回は変わった事は特に起こらず淡々とした囲碁大会でした、宿泊先の設備も立派であったが大きな不満もないが何かしつくり来ない、これだけの設備があればもっとお客に満足感を与えられるのではないかの気がする、具体的には予約時から宿泊先に案内を請求し、 やっと送られてきたり、部屋の割り振りの間違いがあったとしても、最後に事務的に料金を精算しても(見送りとか、有り難とう・気をつけてお帰り下さい等の言葉もなくても)論理的には、宿泊先が悪い訳ではないが、役所などでの用事で事務的サービスを受けてい る状況を連想してしまう、反面民間の宿泊先はお客を獲得しなければ倒産してしまうだから一生懸命であるが、公営の宿泊先はお客が来ても来なくてもそんなに強く影響を受けず、サービスは自分たちのペースで民間並にやっていけば良いとの意識が見える、(客からどう 見られているかの調査不足) 今盛んに「簡保の宿」の民営化が問題なっているが、そこで営業していくうえで一番大切な事は「お客本意に」本当に意識改革ができるかどうかのような気がしてしょうがない。 ―――END―――
――――――――――――――――――追記――――――――――――――――――――――――――――――― 夕食時隣の部屋にコンパニオンがきているので、昔を思い出してしまった。宴会などでコンパニオンがいると張り切る人もいるが、私は昔からコンパニオンにお酌をされるが、話題などで客に気を遣い盛り上がらせる人は少なく、逆にこちらが気を遣いそうなため、いまだにコンパニオンは苦手である、皆さんはどうですか?
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