鎌倉(江ノ島)            17.11.10 天笠富夫


 

今回の小旅行は、江ノ島の奥にある、洞窟中心にゆっくり見ようと、新宿より小

田急ロマンスカーでいく、終点江ノ島駅で降りると、駅は、工事中ですが、なぜか

観光をアッピールするための龍宮城を模した駅です。

 

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      江ノ島駅

江ノ島の洞窟にいく方法として、島の灯台のある頂上を越えて行く方法と、弁天

橋の脇からでる、渡し船を利用する方法もあったが、船は、波が高いため欠航らし

いので、手間がかかっても徒歩で弁天橋を越えて、行くことにした。

 

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      弁天橋

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     朱の鳥居

当日は、夏休み前の平日のため、観光客は比較的観光客は少ない、橋を渡りきり、

江ノ島神社の入口にある、青銅の鳥居くぐり階段を登っていき正面を見ると、朱の

鳥居越しに、ここにも龍宮城に模した楼門がある、ここより手を抜き左脇の、有料

のエスカーを利用して、上に登って行くと江ノ島神社の辺津宮に着く。

<江ノ島神社>

調べてみると、この神社は、三姉妹の女性の神様が祀られていて、それぞれ奥

から、奥津宮(1番上)・中津宮(中間)・辺津宮(1番下)に祀られている。

 <エスカー>

  坂道に、エスカレーターが設置され、(有料)歩く補助になる、出入口は、入

口・辺津宮・中津宮・江ノ島頂上などがある。

 

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   辺津宮

 

辺津宮は、金運財運パワーアップスポットのここ銭洗い池他、いくつもの社殿があ

った、そばには奉安殿という社殿があり江戸時代から信仰が集めていた、弁財天が

設置されていたが、拝観料を払ってまで見る気がないのでパスした。

 <弁財天>

  敵を滅ぼし、福徳や財産を授ける女神で、奈良時代から、信仰はあった。

  江戸時代には、江ノ島の弁財天は、日本三大弁財天の一つとして、信仰

を集めていた。

 

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    中津宮

 

ここよりエスカーに乗り、朱塗りの社殿中津宮へいく、あまり感激もしなかった、更

にエスカーに乗り江ノ島頂上にいく、ここには、キャンドル型の白い展望灯台がある

がそこを外から見るだけで、奥津宮に向かって歩く、途中左側に海が見える断崖があ

る、「山ふたつ」といわれ断層で、浸食され崩落した場所だ。

 

しばらく行くと奥津宮にでる、江ノ島の3つの宮の内一番落ち着いていて、非常に良い

社殿だ、ここより階段をおりると、稚児ケ淵という海岸にでる、岩場が続き関東大震災

の時隆起し、今では、磯釣りの絶好ポイントです。

 

 

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     山ふたつ

 

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     奥津宮

ここを更に進と、二つ洞窟があり、第一岩屋(152メートル)・第二岩屋(56

メートル)の深さがあり、洞内は、江ノ島が歩んできた、歴史が展示されている。

 

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       稚児ケ淵1

 

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       稚児ケ淵2

 

第一岩屋の奥には、ローソクをつけて、入る所もあり本当に楽しい、岩屋の写真は、

うまく撮れていないので割愛した、これで、今回の江ノ島探索も終わりました。

 

全体的印象としては、島全体がきれいになったり、路上での屋台等がなくなりすつ

きりしている事に感心した、他に見所として、気が付いただけで、恋人の丘・児玉

神社(日露戦争で活躍した英雄)・ヨットハーバーなどがあり、本当に奥が深い。

 

また、江ノ島は、江戸時代は、大山参り(神奈川の丹沢)の帰りに寄る場所でも

あったが、そういえ視点では勉強不足のため触れることができませんでした。

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                           17.07 

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