浅草 伝法院  2017.04.20 天笠 富夫


浅草の浅草寺に行った時、境内にいつも門が閉まっている寺がある、伝法院

です、よくテレビの時代劇に名前だけは良く聞くので、非常に興味があった、

その上、今年の5月8日まで一般開放とのことで早速見に行ってきた。

 <参考>

伝法院は、浅草寺の本坊(住職が住む場所)で、客殿は安永5年(17

76年 江戸時代前期)に造られたという、現在国指定の重要文化財に

なっている。

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伝法院の門(いつも閉じられている)

 

平日の午前9時30分人力車を見ながら雷門より、仲見世通を通り浅草寺に向かう、

観光客は驚いたことに半分は外国人だ、自撮りカメラとスマホを持ち、どこの国の言

葉かわからない言葉で会話をしている、いろんな国の人がいる。

 

伝法院の入口に来ると、開場は、10時ということで、少し時間があったので、浅

草寺の周りを見てまわった、いつも浅草寺に行くとき昼近くで、混んでいて歩くの

も大変なため、人息に負けて、今までは、周りを良く見ないで帰ってきた。

 

今日は、早朝なので、人出が少ないので、ゆっくり周りを見てまわった、寺の脇にあ

る、江戸三社祭りで有名な浅草神社がひっそりしてあったり、鐘突堂・弁天堂・六角

堂など見所が多く調べていくと面白そうだが、今回は触れません。

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  雷門

 

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   仲見世通り 早朝のせいか客は少ない

 

10時になったので、伝法院へ入場した、現在は大絵馬寺宝展と庭園の開放を行って

いた、入口を入ると、絵馬の展示をやっていたが、写真撮影禁止のため写真はない。

 

絵馬は、古い時代から神社に神の使いとして、生きた馬が奉納されていたが、土や木で

つくられてきた馬が、額にかかげられ、お堂に飾られようになり、額の絵の内容も馬以

外も扱うようになったそうです。

 

掲示されている、絵馬(額)には、徳川秀忠・勝海舟等多数の人が奉納された大きな

額が飾られて展示されていて、浅草寺に対して、江戸時代の人の心意気込みを感じた。

 

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伝法院 本坊と池

 

展示場を出ると庭園にでる、ここには、伝法院の建物と池があり、そばには、桜が咲

いていて、浅草寺の境内にしては、広く、静かなうえ、非常に良い景色だ、観光客も

外人用の観光案内に登録されて、いないみたいで、外国人がほとんどいなかった。

 

また、落ち着いて周りをみると、池の周りをまわり、本坊を見ると、建物の裏に、

スカイツリーと五重の塔も見えたが、五重の塔は修理中でカバーがかかっていて、

中は見えなかった。(予定だと9月に改修は終了するそうだ)

 

出口をでると、11時半頃になったせいか、いつものように参詣者が多く、雑踏に戻り、

伝法院の静かな世界が、嘘のようでした。

 

――――END――――

  17.04

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