迎賓館赤坂離宮を訪ねて           2014年8月30日天笠


 迎賓館は、日本に来られる、外国の元首・首相などの国賓に対して、宿泊その他の

接遇を行うために設けられた迎賓施設で、迎賓館赤坂離宮と京都迎賓館の2ケ所ある。

 

今回行ったのは、JR四谷駅から徒歩7分にある、迎賓館赤坂離宮です。この離宮は、

明治42年東宮御所として建設され、「赤坂離宮」として呼ばれていましたが、昭和44

年から5年間かけ、迎賓館として改修した。

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この迎賓館赤坂離宮を見学するためには、事前に見学日を決めて、往復ハガキで応募し

ます。抽選結果が後日きて、当選すると見学ができます、非常に手間がかかりましたが、

なんとか当選しました。

 

当日、入場に際してハガキの応募者と本人確認をした後、飛行機の搭乗と同じような

手荷物検査を受け後入場できました。

 

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建物内部は、撮影禁止になり、いたるところ監視者がいます、内部に入った第一印象、

ヨーロッパなどの宮殿と違い、日本らしく、細かく掃除が行き届いてすばらしい、

見学者は、撮影禁止の所では、だれも写真をとらずマナーを守り見事なものです。

 

外観はフランスのルーブル宮殿に似ているが、庭には松の木が植えられていた、建物を

見ると、中央の玄関には「菊の紋」その上の屋根には鎧をした武士の像が二体飾られて

日本らしさを感じた。

 

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内側の部屋の内部は、フランスのルーブル宮殿みたいなけばけばしさがないが、表敬

訪問・首脳会談などの行事が行われる部屋・晩餐会用の部屋等、使用目的別に利用で

きるように、いくつもの部屋がある。

 

各部屋は、洋風であるが、細かく細工した日本文化を紹介するような内装で、絵とか

織物等が飾られていて、宗教色もなく、重厚で素晴らしい。

 

また、今回の見学で見られなかったが、同じ敷地内に和室別館もあり、和室・和風庭園が、

あるようです。

 

ともかく、日本にもヨーロッパの宮殿に匹敵するぐらい、西洋風の立派な建物(内部の

装飾を含め)が、約100年前に造られ、立派に存在する事に、驚かせられました。

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