スカイバスに乗って 2017.05.30 天笠 富夫 スカイバスは、東京駅南口にある、三菱ビルの前から出る、二階建てのバスで、 今回のコースは「丸の内・銀座コース」だ、最初は、初めて東京に来た人が、東 京駅周辺を知るための観光バスだと思っていたが、乗ってみて、東京駅周辺で て知らない事が多いと痛感させられた。
当日は寒く、三菱ビルの1階にある、観光案内所で申し込むと、8名ぐらいしか 客はいなかった、観光客は、バスの2階に案内され進行方向で一番後の席に案内 された、乗車席は40人くらいあるがほとんど空いている。
席から見ると、天井はなく、周りはガラスの窓に覆われていた、すぐに女性の添 乗員から説明があった、「座席に備え付けてあるベルトを締めて、決っして立ち 上がらないようにしてください」と案内があり、出発した。 (立ち上がらないで下さいとの意味が後で分かった。)
バスは、東京駅を右に、左手に皇居を見て、行幸通りを渡り、大手町の方向へ進 む、視界は高いところからみているせいか良いが、写真を撮るには、席から移動で きず、窓が邪魔になりあまり良く撮れなかった。 (行幸通→皇居から東京駅まで一本で行けるように作られた道路)
東京駅と行幸通
バスは内堀通をすすみ東京消防庁・気象庁のビルをみながら進と、右側にレンガ 造りの建物が見えてきた、国立近代美術館だ、イギリス大使館 国立劇場・最高裁 判所を通った。
国立近代美術館(旧 近衛師団司令部庁舎)
ここより皇居より離れて、国会議事堂に向かい霞ヶ関の官庁街を通、銀座に進む 銀座では、有名な和光ビルの向かい側にあるソニービルが、4月以降建物が取り 壊されるそうだ、時代の変化を感じる。
国会議事堂
銀座から中央通を通り、京橋を経由して鍛冶橋通りで、東京駅南口の三菱ビルに向 かう、このツアーで一番驚いたことがあった。それは鍛冶橋通がJR東日本電車の ガードで下を通る場所である。
2階建てのバスの高さは、3.8メートルで、ガード下の高さ制限は3.8メート ルだ、一杯一杯の高さでガードをくぐる、下から上を見るとすごい迫力だ、へたな 遊園地の乗り物よりすごい。だから添乗員が乗車時に立ち上がらないで、下さいと 言った意味がよくわかった。 高さ制限のあるガード
やがてバスは、出発地点の三菱ビルに戻り、ツアーは終了した。 ―――END――― 17.03 <追記> 旧三菱1号館 の外観
三菱ビルの並びに、レンガ造りの建物があり、「旧三菱1号館」と言われ、 美術館・展示場・カフェが入っている、建物は、ここは、1894年丸の 内初のオフィスビルがあった場所で、2010年に復元している、
明治期には、銀行が入っていた、現在カフェになっている、中に入ると 昔の建造物があり見応えがある。 (なおカフェは夜間以外は予約なしで利用できますので、お勧めします) 「旧三菱1号館」の内側 銀行の窓口を模している
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