房総一泊の旅の想い出      2016.02.20 吉田 頼平

 

 3月の声を聞いたのに妙に寒い気温8度で雨、最悪の天気に囲碁友達3人と房総を

旅をした、計画した時には、ポカポカ陽気を描いていたのに残念。

 

普通の房総の旅は日帰り、バスツアーであるが、特急列車に乗らず各駅電車で、トボ

トボと出発した。

 

房総といえば、美しい海岸線であるが、今見る海は冬の厳しく波が唸り声をあげて人を

拒んでいる。我々は、九十九里海岸の白子町のホテルに宿泊したが、ホテルが多いが、

夏以外は利用する人がいないと思ったら、この時期高校や大学によるテニス合宿の場

所として利用されている事がわかった。

 

 

 

確かに、ホテルからの景色として、のどかな田園風景の中に沢山のテニスコートが

あっちこっちに見え、若い人のたのもしい姿があった。

 

私達の旅は、昼間観光して夜一パイ飲んで、囲碁の迷人戦を楽しめれば、旅は良かった

と満足するのである、

 

翌日、外房線の大原駅より「みすみ線」に乗った、一両編成の玩具のような電車で、菜

の花畑を見ながら、まるで遊園地のポーポーと汽笛を鳴らして電車に乗っている気分で

ある。

 

大多喜駅で降り、城を見学してチョツピリ江戸屋敷もどきを楽しんだ。恥ずかしい話

しであるが千葉県に城があるのを知らずに情けない自分であった。

 

 

大多喜城

 

行く時は、各駅電車を乗り継ぎ、帰りは高速バスで海ホタルを経由して東京に帰り、

旅は終わった。

 

こんな近場でのんびり旅ができた仲間に感謝する。

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