花めぐり日帰りの旅 2011.07.29 吉田 頼平
5月の連休、囲碁好きの仲間と無人島「猿島」に行った、そばに軍艦「三笠」が観光 客のたにあるが、有料なのでお金を払って見る事はないのでやめた、島には船乗り場か らほんの5分で島に着く。
ある人によると、「ここ横須賀にアメリカ基地があって、そこだけはアメリカの領土だ」と 言うが、そんな訳はないと思うが、まあいいか!
船着き場は砂場で若者達がバーベキューなどをして賑やかに騒いでいた。島はこんもり した小さなジャングル風で標高50メートルぐらい、レンガ造りのトンネルがあった。軍 の要塞跡の穴があちこちにあり、地下でつながり秘密の部屋があるらしい、それなら観 光用に公開すれば観光名所になるのにと勝手に思う。
30分も歩くと反対側の岩場に到着、若者や親子連れが磯遊びを楽しんでいた、不思議 な事にバケツにあさりをいっぱい持った人に出会ったが何処でとったのか? 昼になりレストランは無く小さな売店でインスタントラーメンとビールを買う、観光客 も多いから食堂があってもいいと思う。
みんなは手作りの弁当を食べていた、上空ではトンビが舞い、すきあればと、狙っていた。 2時間もブラブラ散策をしてそれなりに満足して帰りの舟を待っていると、橋桁のそば に釣り人が釣りをはじめた、続けざま20センチメートルくらいのベラのような魚を釣 り上げた、こんな無人島で釣り三昧も悪くないが、夜は一人では恐い。
猿島見学は終了、後半は久里浜の花の国のポピー祭りへレツゴー、本日の予定はその日 に決めるので花見物は意外であった。我々に花見物は似合わないもん! 久里浜駅からブラブラ商店街を抜けると、久里浜「花の国」があった、今は、ポピー祭 りで広い園内に色とりどりの花が咲き入場料は無料に感激した、維持費が大変なのだか ら有料にすればとチヨッピリ心配した。
仲間の一人は、健脚で毎日4時間くらい散歩する、その上歩くペースが速く、よくが単 独行動になってしまう。公園内は迷子の心配はなく、問題ないと気が済むように行動を していたが、帰りの集合時間が本人は来ないので、後で聞くと不思議な話しがあった。
彼は花の見学後に、おばさんに出会う、彼女は駅に行くというので、一緒に歩くが駅と 反対方向であるが、地元の人なので何も疑いももたず山道を歩いていた、彼女は昔 東 京の自分の家の近くに住んでいて、話しが盛り上がり意気投合したのであった。
誰も通らない山道、急に小用をしたくなり、ほんの数分たち戻るとその女性の姿は消え てしまった、ましてその女性は若くはないので遠くまでいくことは不可能であるから不 思議であると思った時、携帯電話がなりあわててみんなのいる駅にむかったという、
帰りの居酒屋に行ったとき、口の悪い仲間が「きっとキツネが女性化けて、化かしたん だと」と冗談でいうと、彼も弁解するので話しがはずみ賑やかな酒のつまみになりました。
こうして春の花巡り日帰りの楽しい話題を残して終わりました。 ―――おわり―――
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