パソコンDOWNの始末記 09.06.07 天笠 富夫<パソコンの状況> 私のパソコンは、TVチユーナを内蔵したパソコンで7年前に購入した、これを使い電子 メール・インターネット・テレビの鑑賞・映像の録画・文章の作成・写真の保存などな ど多様に使用していたが、最近使用途中で、パソコンが何も応答がなくなったりしていた。 それでも、再度立ち上げ直すと利用できたが、とうとう連休前の4月24日土曜日にO S(パソコンを制御する中心のソフトウェア)が立ちあがらなくなった、マニュアルを 読みシステムの修復を試みても立ち上がらず、メーカー及び販売店のサービスの担当者 に電話で問い合わせをしてみると、購入した時のほどのサービス精神はなく、他人事の ように、7年も使用期間が経過し無償保証期間がとっくに過ぎており、5年以上使うと 交換の時期だと言われた。再セットアップ(パソコンを空にして、ソフトウェアを最初 から全部入れ直す作業)をすると有償で1万円以上かかり、それでも直るとは限らない、 もしもそれでも直らないとメーカーに送り直すと更に5万円以上かかるので、新規に買 われた方が良いと暗にすすめられた。 またその時に、通り一遍に再セットアップの方法が購入時にマニュアルが添付されてお り、その内容が何ページから何ページに書いてあるからそれに沿ってやってくださいと の事でした。 <パソコン復活方法の検討> そこで頭にひらめいたのは、パソコンの買い換えと「再セットアップの実施」であるが、 現在使っているパソコンでテレビを見るとアナログしか見えないからこの際買い換えて デジタル放送が見られるようにするのも捨てがたい選択肢であった。 又「再セットアップの実施」は10年前にやったことがあるが、マイクロソフト社(OS を作った会社)の訳のわからない独善的な本とにらめっこし、周りの人に聞きながら、 ソフトウェアをパソコンに記憶させるため、何の意味もわからず、YES・YESと登 録しながら作業した事を思い出し、現在でも不明な点、疑問点を持ちながらパソコンを 復活させるのは面倒さが先立ち少し気後れがしていたが、まず費用がかからず、できる 所からやっていこうと決め「再セットアップの実施」からしていく事にした。
「OSの再セットアップ」作業は開始する前にパソコンに記憶されている全データを消 してから始める、だがパソコンが全然動かないためパソコンに記憶されている最新のデ ータを取り出すことはできなかったが、メール及びインターネット関係を除き半年ぐら い前のデータは別の媒体にコピーし保存してあったのは不幸中の幸いであった。作業準 備として、CD−R化された必要なソフトウェアを捜したり、追加で購入したスキャー ナ及びプリンターのソフトウェアを捜したりした、OSのソフトウェアはあったが、 TV受像用のソフトウェア等は最初から顕在化して添付されていない(そのようなソフ トウェアが20数個あり)いやな感じがしていたが、集められるソフトウェアを全部集 めた。その他メールの設定及びADSL(通信回線制御装置)設定などかかれたメーカ ーからの登録書を準備し、ともかく本を読みながら「OSの再セットアップ」から作業 を始め何とか「OSの再セットアップ」は成功した、また試行錯誤しながらメーカーから のソフトウェアCD−Rから読ませ記憶させると、付随して顕在化されていないソフト ウェアも自動的に登録できた、メール設定をすると何とか動き始めた。 <パソコン復活作業後の状況> 別の媒体にコピーしていたデータを再度読ませ記憶させたが、復活しないデータ例えば メールアドレスは電話をかけて再度送ってもらったりしたが、メールの受発信内容は復 活できなかった。ともかくだいたい元に戻ったが、微妙に違う点がかなりある、これは 多分パソコンのメーカーで使いやすくするため改造を行った分、マイクロソフト社ソフ トウェアではカバーができないのではないかと思われる。それでパソコンは直ったかと いわれると、直っていない時々DOWNをするがすぐ立ち上がる、ともかく我慢比べだ。 <再セットアップの感想> 今回のパソコンDOWNで感じた事、パソコンは非常に便利であるが、故障などすると、 手間がかかる装置であることを再確認した、データの大部分は別の媒体に保存しておい て助かったが、保存しておかなかったデータ、よく使うホームペジのアドレスとか、 DOWN直前にメールで送られてきた囲碁合宿の旅館の案内の控えなど、復活させるの には困った、日常友達の連絡は主にメールで行っているので故障中に連絡されて伝わっ ていないと困ってしまう、私にとってパソコンは必需品である事を強く認識させられた。 また再セットアップの方法とか説明は10年前より易しくなっているのには感心しまし た、最後に時々DOWNするパソコンでも愛着があり、データの保存に気をつけながら 何とか動いている間は何とか使っていきたいと思っています、皆さまも気をつけてパソ コンを使って下さい。 ―――END――――
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