【撮影後記】
昨年夏から秋にかけて精力的に撮影に動き回りました。
7月から8月中旬までのぐずついた天気のせいで動かずじまいの日々が続いた反動からか、8月後半から山に旅行にと撮影が続きました。
大正池からの焼岳、梓川からの明神岳、飛騨高山の古都風景、白川の合掌造り、室堂みくりが池からの立山、黒四ダムと針の木岳、宇奈月トロッコ電車からの風景の撮影から始まりました。
御荷鉾山ではあざみに乱舞する蝶の群れに見とれてシャターを切っています。
沢には2回入りました。月夜見沢と小志川湯葉の沢です。いずれも都心からは近場に有りますが人影は少なく沢をゆっくり堪能出来ました。
甲斐駒岳、千丈ケ岳には北沢長衛小屋テントをベースに登りましたが、台風が抜けきれず甲斐駒岳は途中まで。翌日の千丈岳は天気にめぐまれ気分良く歩けました。
冬はスキーで賑わう八方尾根ですが、夏の唐松岳への山行途中、八方池の景色はハガキになるような撮影を行いました。唐松小屋近くのテント場からの夕日には感動しました。翌日は雨の中で五竜岳往復でした。鹿島槍ケ岳山行は次回楽しみです。
秋に入り、妙義山近くの撮影に行きましたが、秋には少々早すぎ、八ヶ岳山荘近くは秋には遅過ぎでした。撮影タイミングはなかなか難しいものです。
御岳駅近くの玉堂美術館前の大イチョウは曇りがちながら良く撮れたと思います。
家の近くの国分寺の鐘楼のそばのイチョウは撮影には1週送れでしたが、撮影アングルでカバーしたつもりです。 柔らかい草に落ちたモミジの鮮やかさにシャターを1、2回押しました。
新宿御苑での並木は定番とはいえ綺麗でした。公園の池の真っ赤な紅葉のまわりには大勢の写真マニアの列がありました。
2004年1月に入り、天気に誘われてのドライブの途中、山中湖からの富士山の風景を付け加えて、編集後記とします。
本年も花の開花は早そうです。タイミングを逃さないよう山に公園に旅行にと撮影を楽しみたいと思います。
森本弘繹・電子メール morimoto-hi@saku2.com